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【戦略】住友林業グループ、風力・地熱発電事業へ進出/レノバの第三者割当増資引き受け&事業提携/発電規模を倍増へ

2016.05.27 トピック


 平成28年5月28日、住友林業株式会社(以下、「住友林業」)が再生可能エネルギー発電所の開発・運営を主事業とする株式会社レノバ(以下、「レノバ」)の実施する第三者割当増資を引き受けると同時に再生可能エネルギー事業にかかる業務提携契約を締結したと発表した。出資額は10億円で、これにより住友林業はレノバの創業メンバーに次ぐ大株主となる。

01(出典:住友林業株式会社)

 これまで住友林業グループでは再生可能エネルギー発電の中でも、バイオマス発電事業への参画が多かった。その発電規模は約100MW規模になる。今回の増資・提携により、太陽光発電(メガソーラー)、風力発電、地熱発電事業への進出が容易となった。とりわけ風力、地熱発電事業への進出を視野に事業強化を進め、発電規模の目標は200MW規模とする。これまでのグループ内での発電規模を倍増させる方針だ。

02(レノバの事業開発代表事例 出典:住友林業株式会社)

 さらに、住友林業とレノバの両社で海外市場への進出や山林資源のマネジメントと地域の活性化を念頭にしたビジネスモデルを展開するなど、積極的に事業拡大を図る方針だ。

【情報ソース】
両社の知見を活かして、共に再生可能エネルギーのリーディングカンパニーへ 住友林業によるレノバの増資引き受けおよび業務提携契約の締結について、平成28年5月26日、住友林業株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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