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【戦略】オリックス、千葉県銚子沖で洋上風力発電の事業性調査を開始/音波探査で海底の地盤構造や地形の把握を進める

2019.02.19 トピック


 2019年02月14日、オリックス株式会社(以下、「オリックス」)は千葉県銚子沖で洋上風力発電事業の事業性調査を開始したことを発表した。

 当該調査では音波探査による海底地質調査(地層探査、海底面状況調査、海底地形調査が)が行われる。音波探査機などを搭載した調査船で海域を移動しながら海底下の地盤構造や海底の地形の確認を進める。加えて、サイドスキャンソナーを使って、人工漁礁や海底ケーブルなどの海底にある構造物や海洋廃棄物、沈船の有無など海底面の状況把握も行う。調査は2019年01月30日に開始され、03月15日までの期間で実施する予定だ。

 今回オリックスが調査する銚子沖の海域は遠浅で風況が良く、国内の洋上風力発電開発の候補地として有望である。東京電力ホールディングス株式会社は銚子市の南沖合3.1kmの海域に着床式洋上風力発電設備(定格出力:2,400kW)による実証試験を行っているほか、2018年11月01日から2019年01月末の間で洋上風力発電事業の実現可能性調査も行っている。

【情報ソース】
洋上風力発電の事業性調査を千葉県銚子沖で開始、2019年02月14日、オリックス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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