2026.01.22
【サプライチェーン】川崎車両・JR貨物・鉄道総合技術研究所、鉄道輸送用液化水素タンクコンテナを開発へ
2025.05.24 トピック
2025年5月23日、川崎車両株式会社(以下、「川崎車両」)、日本貨物鉄道株式会社(以下、「JR貨物」)、公益財団法人鉄道総合技術研究所の三者は、NEDO助成事業「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/研究開発項目Ⅱ需要地水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」に対して、「鉄道輸送用液化水素タンクコンテナの開発」を提案し採択されたことを発表した。
当該事業は液化水素の鉄道輸送に適したタンクコンテナに必要となる要素技術の確立を目指したものとなっており、実用化されている陸上輸送用(自動車用)タンクコンテナをベースに鉄道輸送固有の振動耐久性や高断熱性能、蓄圧性能を満たすタンク技術の開発および検証が行われる。事業期間は2025年度から2027年度。
加えて、製造性確認のためのタンクの試作も行われる予定となっており、タンクコンテナは30ft級サイズを基本に技術開発を進め、輸送効率化を目指した40ftサイズへの拡大も検討される。試作した30ft級タンクコンテナは鉄道での輸送試験を実施し、輸送試験データの評価検証、運用時の安全性評価をするとともに、列車による輸送や貨物駅構内における荷役など現行の作業に対する適応性の確認も行う。
当該事業では、川崎車両は液化水素タンクコンテナの開発設計と製造方法の検討を、JR貨物は試作コンテナの輸送試験及びその運用結果についての評価・考察を、鉄道総合技術研究所は製造と運用に関する安全性評価を行う。
*アイキャッチ UnsplashのAlbert Stoynovが撮影した写真
【情報ソース】
・「鉄道輸送用液化水素タンクコンテナの開発」がNEDO助成事業で採択(*PDFファイルが開きます、442.5KB)、2025年5月23日、川崎車両株式会社(*日本貨物鉄道株式会社、公益財団法人鉄道総合技術研究所との共同リリース)
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