【ファンド】Japan Hydrogen Fund、水素関連分野に特化したファンドのファーストクロージングを完了

2024.09.16 インフラファンド動向


 2024年9月12日、一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(以下、「JH2A」)は株式会社アドバンテッジパートナーズ(以下、「APグループ」)とともに設立を目指していた水素関連分野への投資に特化したファンド(以下、「当該ファンド」)のファーストクロージングが完了したことを発表した。

 機関投資家などから4億ドル超の出資約束を得てファーストクロージングは完了している。出資約束した主要な投資家はトヨタ自動車株式会社、岩谷産業株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、東京センチュリー株式会社、株式会社福岡銀行。

 当該ファンドの運営はJH2A、APグループ、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が行う。今後はIPEF域内を含む全世界を対象に、水素及び水素派生分子の製造施設、貯蔵施設、輸送施設、利活用のための設備、関連するインフラ設備への技術・サービス提供会社等への投資を行う方針。加えて、経済産業省や世界の公的セクター及び民間セクターとの協業を通じて、水素サプライチェーンの早期社会実装化とスケールアップを目指す。

    *アイキャッチ UnsplashSarah Leeが撮影した写真

    【情報ソース】
    水素ファンドにおけるファーストクロージングの完了について、2024年09月12日、一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会

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