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【FS】東京都、空港臨海部でパイプライン等を用いた水素利活用の実現可能性調査を共同で実施

2024.09.23 トピック


 2024年9月20日、東日本電信電話株式会社(以下、「NTT東日本」)は空港臨海部におけるパイプラインの敷設等を伴う大規模な水素の利用や供給についての実現可能性調査等を東京都と共同で実施する事業者として協定を締結したことを発表した。

 東京都空港臨海部における水素の調達・生産、輸送、利活用を「つくる」、「はこぶ」、「つかう」と3つに分類し、それぞれの状況について個別検討を行うとともに、バリューチェーン全体における事業性やロードマップに関する検討を行う。輸送に係るコストを最小化するために洞道や管路などのインフラを活用した水素利活用について検討が行われる方針で、具体的な検討項目は以下の通りとなっている。

  • 水素製造に関する調査・試算
  • 需要調査
  • 水素利用設備の技術開発動向の調査
  • CO2削減量の試算
  • パイプラインの敷設・運用コストの調査等
  • とう道・管路・NTT通信ビルの調査等
  • 事業性シミュレーション、ロードマップの作成等

 都内における将来的な水素需要の拡大、大規模な水素供給体制構築に向け、東京都は共同でフィージビリティスタディ等を行う事業者を公募していた。外部有識者を交えた審査の結果、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所を代表企業とする事業者(共同事業者:NTTアノードエナジー株式会社、東日本電信電話株式会社)と日本空港ビルデング株式会社(共同事業者:ENEOS株式会社、川崎重工業株式会社)を代表企業とする事業者が選定されている。

*アイキャッチ UnsplashEric AKが撮影した写真

【情報ソース】
空港臨海部におけるパイプライン等による水素供給体制構築に向けた検討を実施する事業者の募集、東京都
パイプライン等を用いた水素利活用の実現可能性調査について東京都と協定を締結しました、2024年9月20日、東日本電信電話株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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