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【ファンド】ウィラーアライアンス、京都丹後鉄道の活性化に向け『丹鉄ファンド』を組成/沿線エリアの活性化と起業支援を狙う

2016.05.24 トピック


 平成28年5月24日、WOLLER ALLIANCE株式会社のグループ会社であるWILLER CORPORATION株式会社(以下、「ウィラーコーポレーション」)は株式会社umari capital(以下、「ウマリ」)と協同し、京都丹後鉄道を主な対象とした鉄道ファンのアイディアを実現する投資型鉄道ファンド「丹鉄ファンド」を設立した。同時に、起業家を支援する「鉄道ビジネススクール」を開講する。

 

 丹鉄ファンドは「京都丹後鉄道沿線でのビジネス」や「駅構内やプラットフォーム、列車を使った新しいサービス」など京都丹後鉄道沿線の価値向上に資するビジネスに投資する。日経新聞によれば、ウィラーコーポレーションとウマリがそれぞれグループ会社を通じて計3000万円を出資したとみられている。

 鉄道ビジネススクールは5月24から開始され、8月2日までの全8回で計画されている。この鉄道ビジネススクールでは人材を育成すると同時に、優秀な事業計画やアイディアには丹鉄ファンドから投資を行い、起業家支援を行う計画。01

(出典:WILLER CORPORATION株式会社)

 京都丹後鉄道の前身は第三セクターの「北近畿タンゴ鉄道」である。平成27年4月1日より、運行事業はWILLER TRAINS株式会社に移譲され、名前は京都丹後鉄道へ変更された。「交通革新とまちづくりが連携することで、地域の価値を向上する」ことを目標に、これまで看板デザインの刷新や鉄道予約サイトをオープンさせるなど精力的に鉄道運営に取り組んでいる。その新しい運営者による今回のファンド組成。公共交通運営と連携した地方創生の新たな試みと言えそうだ。

【情報ソース】
地域に雇用よりも起業家を育てる!丹鉄沿線エリアを日本を変える鉄道ビジネスの拠点に 起業家を支援する鉄道ビジネススクールと丹鉄ファンドを5月24日より開始、平成28年4月13日、WILLER ALLIANCE株式会社
本日、京都丹後鉄道の運行を開始!新たに「京都丹後鉄道サイト」をオープン、平成27年4月1日、WILLER ALLIANCE株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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