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【書籍案内】『 自治体の財政診断入門 』(学芸出版社)

2021.12.25 書籍案内



書籍名 : 自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる
著 者 : 鈴木 文彦(著)

発行所 : 学芸出版社
版 型 : A5

ページ : 208ページ
価格(税別) : 2,500円
発行年月 : 2022年01月01日    ISBNコード : 978-4-7615-2799-0

〇内容紹介

経営の発想による財政分析なくして改革なし

黒字なのに破綻危機!? 市町村合併は成功だった? 小さな町の未来は? 企業と同じ「損益計算書」を作ってみれば、その答えが全部わかる! 自治体財務分析のプロが徹底解説。人口減少時代の行財政改革に向けた本格的な手引き。

この本を読むと・・・

  • 財務状況を網羅した「決算統計」の見るべきツボ
  • それを要約した「決算カード」の読み方と課題
  • 本邦初解説!「行政キャッシュフロー計算書」の活用法
  • 財政の実態を診断する検査値の種類とポイント
  • 診断結果を踏まえた収支改善の方策 ・・・がわかります。

◯主要目次

第1章 地方財政の現状と既存指標の課題
1.将来に不安を抱える地方財政
・自治体の借入金をめぐる近年の動向
2.コロナ禍で様変わりした地方財政
・コロナ禍以前からの課題とコロナ禍による課題

第2章 知っておきたい自治体財務分析の基本
1.事業部制でつかむ自治体財政の全体像
(1)財政視点で把握する自治体の組織体系
(2)地方公共団体における会計の種類
(3)地方公共団体の外側にある事業体
(4)普通会計と各事業体とのつながり
2.地方財政の状況がわかる決算カードの読み方
(1)自治体の財務状況が要約された「決算カード」
(2)歳入の読み方
(3)性質別歳出の読み方
(4)目的別歳出の読み方
(5)収支の読み方
(6)積立金に関する分析指標の読み方
(7)地方債に関する分析指標の読み方
3.決算カードによる分析の課題

第3章 損益計算書による財政診断
1.“貸し手”目線で状況を把握する
(1)財政の持続可能性を診断する「行政キャッシュフロー計算書」
(2)自治体版・損益計算書の作り方
(3)財務省による地方自治体の財務診断
2.キャッシュフロー分析指標で問題を診断する
(1)健全性を診断する4つの「検査値」
(2)自治体が罹る3つの病気――借り過ぎ、赤字、金欠病
3. 財政悪化の原因を特定する
(1)一過性の異常かどうかを見極める「計数補正」
(2)借入過多の診断例
(3)収支悪化の診断例
(4)「子会社」への赤字補てんの識別
4. 悪化の兆候をみつける意義
(1)黒字倒産の危機はなぜ起こったか
(2)バッファが薄い団体ほど危機に直結する収支の悪化

第4章 損益計算書でわかる地方財政の実態
1. 福祉費で圧迫される自治体財政
(1)ストック良好だがフローは悪化
(2)公共事業による90年代の財政悪化
(3)自治体の積立金は潤沢なのか
2. 都道府県の台所事情
(1)建設事業がもたらした過剰債務
(2)積立基金の増加以上に膨らむ借入金
3. 実は資金繰りが厳しい政令指定都市
(1)規模の割には大きくない「内部留保」
(2)財務状況クロス図からみた政令指定都市の財政
4. 補助金への依存度は高いが健全な小規模自治体
(1)自治体の規模と財政健全性の高さの関係
(2)割高になる住民1人当たりの行政コスト
(3)財政補填・担い手・サービスの持続可能性
5. 平成の大合併の効果はあったのか
(1)合併団体のほうが多い借入と支出
(2)旧構成団体が多いほど高い総務費の減少率
(3)合併団体の財務分析にあたっての留意点

第5章 損益計算書を踏まえた財政改善の視点
1. 経営改善計画の考え方
(1)目標を立てる―財政改善目標の立て方
(2)収支見込み表を作る
(3)財政改善策を講じる
2. 将来ビジョンに基づく収入の見極めと支出の順位づけ
(1)順位づけの基準としての将来ビジョン
(2)人件費削減の落とし穴
(3)業務仕分けの方法
(4)公共施設の再検討
3. 地域経済活性化と財政改善
(1)地域所得と地方税
(2)経済の自立度と地方財政の自立度

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 自治体の財政診断入門 「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる 』- (学芸出版社)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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