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青森銀行、ABL(動産担保融資)にて小形風力発電事業へ融資

2016.04.05 トピック


 株式会社青森銀行(以下、「青森銀行」)が、小形風力発電事業へABLを活用した融資を実施した。事業は青森県内の個人事業者が小形の風力発電設備を設置・発電し、売電収入を得るものである。

 小形風力発電事業の概要                                              

事業地青森県下北郡大間町大字大間字七郎平
発電出力9.9kW/基
風車メーカーExcel10(米バーギー社製)
稼働開始日平成28年2月29日
総事業費約2,100万円/基
想定売電収入約200万円/年間・基
※参考:平成28年度固定価格買取制度の買取価格
調達価格(20kW以下):55円+税
調達機関:20年

02(資料:株式会社青森銀行)

 ABLとは『アセット・ベースト・レンディング』の略称である。つまり、動産担保融資だ。ABLは企業が保有する動産、農水産物や売掛債権を担保として資金融資する手法。これまで青森銀行ではりんご、米、水産加工品、クレーン車両などを担保対象として融資した実績がある。今回の小形風力発電事業への融資は「発電設備」や「売電債券」を担保にしており、ABLの融資スキームをインフラ分野に用いた形となる。

01(資料:株式会社青森銀行)

 青森銀行ではインフラ資産へ向けたABL融資が続いている。平成27年12月には総事業費約3億円の太陽光発電事業に融資を実行している。今後も青森銀行ではABLを積極的に活用していくようだ。

【情報ソース】
小形風力発電事業に対するABL(動産担保融資)の取組みについて、平成28年2月29日、株式会社青森銀行
太陽光発電事業に対するABL(動産担保融資)の取組みについて、平成28年1月28日、株式会社青森銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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