【参画】三菱商事、豪州首都LRT運営事業に参画

2016.02.09 事業参画・売買レポート


✓ 三菱商事が豪州キャンベラ市のLRT事業権を落札。事業費は698百万豪ドル(約600億円)
✓ DBFOM型のPPP事業で20年間の運営・維持管理
✓ キャンベラLRTネットワーク事業のファーストステージ(全7路線)

 三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)を含む8社で構成するコンソーシアムがオーストラリア・キャンベラ市のLRTシステムの建設・運営・維持管理を対象としたPPP事業の事業権を落札した。
 コンソーシアムは優先交渉権者となり、今後オーストラリア首都特別地域政府(Australian Capital Territory Govermment、以下「ACT」)との交渉を経て事業権契約の締結という流れとなっている。
 事業権契約締結後は、三菱商事、Pacific、John Holland、Aberdeenの4社で合弁会社設立が予定されており、この合弁会社が事業にあたる。

キャンベラ Canberra


 事業名は「CANBERRA METRO(以下「キャンベラ・メトロ」)」。以前より計画されているキャンベラ市のLRTネットワーク計画「Capital Metro」のファーストステージにあたる。ACTの資料によれば、主要路線は全7路線計画されている。

Light_Rail_Network_map_image(LRTネットワークのマスタープラン 資料:ACT)

 「キャンベラ・メトロ」はキャンベラ市の北部Gungahlin(ガンガーリン)地区と都市中心部を結ぶ計画。全長12kmに渡るLRT敷設、13駅の建設、14台の車両調達、20年間にわたる運行・保守が主な事業内容となる。
 2016年中旬には建設を開始し、2018年後半には竣工する予定。2019年早々の開業を目指す。

事業の概要                                                                                                                      

事業名CANBERRA METRO
(キャンベラ・メトロ)
事業予定地オーストラリア・キャンベラ市
事業内容全長12km、13駅のLRTシステムの建設、運行、保守
事業類型DBFOM(設計・建設・資金調達・運営・維持管理)、アベイラビリティ・ペイメント方式
事業スケジュール・2016年中旬:建設開始
・2019年:開業予定
・2019年~:20年間のO&M
コンソーシアム構成企業1.三菱商事
2.Pacific Partnerships社(オーストラリア)
3.John Holland社(オーストラリア)
4.Aberdeen Infrastructure Investments社(イギリス)
5.CPB Contractors(オーストラリア)
6.Deutsche Bahn International社(ドイツ)
7.Construcciones y Auxiliar de Ferrocarriles社(スペイン)
8.株式会社三菱東京UFJ銀行

(*)DBFOM (Design-Build-Finance-Operate-maintenance):官民連携事業(PPP事業)における事業モデルの1つ。民間企業が設計-建設-資金調達-運営-維持管理を一体的に請負う。

01(資料:三菱商事株式会社)

02(資料:三菱商事株式会社)
 

【情報ソース/参考文献】
豪州キャンベラ都市交通システム建設・運営事業について 、2016年2月1日、三菱商事株式会社
Canberra Metro named as successful light rail consortium、2016年2月1日、ACT Government

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
東京モデリングアソシエイツ
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