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【稼働】電源開発・三菱マテリアル・三菱ガス化学、秋田県湯沢市で地熱発電所が営業運転開始/出力10MW超の地熱発電所の稼働は23年ぶり

2019.05.21 事業参画・売買レポート


 2019年05月20日、電源開発株式会社(以下、「電源開発」)、三菱マテリアル株式会社(以下、「三菱マテリアル」)、三菱ガス化学株式会社(以下、「三菱ガス化学」)はともに、2015年05月から開発を進めていた山葵沢(わさびざわ)地熱発電所の営業運転開始を発表した。

(山葵沢発電所位置図 出典:三菱マテリアル株式会社)

 当該発電事業は秋田県湯沢市の豊富な地熱資源を活用して行う地熱発電事業、発電出力は46,199kWである。工事着工時(2015年5月25日)の計画発電出力は42,000kWであったが、機器設計を進める中で46,199kWに増加させることが可能となり出力変更されている。出力10,000kWを超える大規模地熱発電所の稼働は国内では23年ぶりのこと。

 当該事業は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構から地熱資源開発資金債務保証事業として支援も受けている。

(山葵沢発電所の全景 出典:三菱マテリアル株式会社)

 事業を進めるのは湯沢地熱株式会社だ。電源開発、三菱マテリアル、三菱ガス化学の共同出資によって2010年04月12日に設立されている。資本金は38億250万円。

*アイキャッチ 出典:三菱マテリアル株式会社

【情報ソース】
山葵沢地熱発電所の営業運転開始について~国内で23年ぶりとなる新規の大規模地熱発電所の運転開始~、2019年05月20日、電源開発株式会社(湯沢地熱株式会社、三菱マテリアル株式会社、三菱ガス化学株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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