2019年04月26日、福岡県と西日本鉄道株式会社(以下、「西日本鉄道」)は天神中央公園西中洲エリアの再整備の一環として行っている飲食施設等の整備において、飲食施設に入る4つのテナントが決まったことを発表した。

 福岡県は天神中央公園西中洲エリアにおいて県が実施する公園の再整備とともに公募設置管理者制度(Park-PFI)利用した民間事業者による公園内の飲食施設と休養施設の整備(以下、「当該事業」)を進めている。当該事業を担当するのは西日本鉄道を代表構成団体とするグループだ。グループの構成団体は株式会社yHa architects、株式会社松本組、西鉄ビルマネージメント株式会社、株式会社日比谷花壇。

 2018年1月末~3月にかけてサウンディング調査(対話型市場調査)を実施し、05月に公募開始、09月に選定されている。現在は2019年08月の供用開始を目指して飲食施設と休養施設の整備を進めている。設置許可期間は20年となっており、事業終了は2038年8月下旬の予定。

(天神中央公園西中洲エリア再整備イメージ 出典:福岡県)

 

施設テナント名業態特色
A-1TOFFEE(トーフィー)ソイカフェ&バー・西中洲で話題を集める豆腐料理店「三原豆腐店」が新業態にて出店
・福岡県産食材を中心に季節に合わせたジェラート等を販売
A-2博多やさい巻串 鳴門野菜巻串&
特選肉専門店
・「株式会社慶州」がプロデュースする博多で人気の「博多やさい巻串 鳴門」が2号店として、天神に初出店
・博多産の食材を中心としたメニュー
A-3EPID’OR(エピドール)/
一慶(いっけい)
カフェ&バル・福岡を中心に「もつ鍋一慶」、「唄う稲穂」をはじめ14店舗を経営する「株式会社なか尾」が県産素材を生かした本格カフェ&バルを出店
・夜は「一慶」として博多の郷土料理を提供
B-1stock(ストック)
painstock(パンストック)と
coffee county(コーヒーカウンティー)
ベーカリーカフェ・福岡の人気店「パンストック」と「コーヒーカウンティ」が想いを一つにし、天神に初出店
・パンそしてハムやチーズ、ジャム、さらにはコーヒーやワインなどもその道の専門家とともに提案
 

 飲食施設コンセプトには「大人の上質な新しい食空間へ。福岡らしい食の交流拠点を!」を掲げ、地元人気店の新業態店や天神初出店の店舗がテナントとして入店する。加えて、様々な人が様々なシーンで公園に滞在できるよう多様な業態のテナントで構成されている。エリアの東側(那珂川沿いのスペース、A-1~A-3スペース)には鉄骨造平屋建(延床面積:188.15㎡)の施設を新設し、ソイカフェ&バー「TOFFEE」(A-1)、野菜巻串&特選肉専門店「博多やさい巻串 鳴門」(A-2)、カフェ&バル「EPID’OR(エピドール)/ 一慶(いっけい)」(A-3)が入店する。エリア西側(アクロス福岡側、Bスペース)には鉄骨造平屋建(延床面積:153.71㎡)の施設を新設し、ベーカリーレストラン「パンストックとコーヒーカウンティ」が入店する。

 西日本鉄道は天神中央公園と明治通りを挟んで近接する「SHIP’S GARDEN(水上公園)」もPPP(官民連携)の形で運営しており、今回の天神中央公園西中洲エリアと一体的に運営することで天神エリアの魅力向上に繋げたい考えだ。

*アイキャッチ 出典:福岡県

【情報ソース】
県営天神中央公園 西中洲エリア再整備における飲食店のテナントが決定しました!、2019年04月26日、福岡県
天神中央公園西中洲エリアにおける飲食店テナント決定!(*PDFファイルが開きます、1,003KB)、2019年04月26日、西日本鉄道株式会社
天神中央公園西中洲エリア再整備事業における設置等予定者を決定しました!、2018年09月04日、福岡県

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