2026.03.01
【戦略】海上パワーグリッド、シリーズAラウンドで総額約11億円の資金調達
2026.03.01 トピック
2026年2月27日、株式会社海上パワーグリッド(以下、「海上パワーグリッド」)はシリーズAラウンドとして第三者割当増資による資金調達を実施することを発表した。
海上パワーグリッドは株式会社パワーエックス(以下、「パワーエックス」)の連結子会社で、船舶に搭載した大型蓄電システムに電気を蓄電し海上運送によって離島や沿岸地域へ電力を供給する電気運搬船の開発を進める企業だ。離島や沿岸地域への送電における海底ケーブルを設置するコストや地理的制約といった課題の解決を図り、海上を介した分散型エネルギーネットワークの構築を目指している。現在、屋久島の水力発電によって得られる電力を電気運搬船を使い種子島を始めとする周辺離島へ運搬する事業の検証を行っている。将来的には、洋上風力発電における新たな送電手段としての電気運搬船の活用を目指している。
シリーズAラウンドには、親会社のパワーエックスによる追加出資のほか、日本郵船株式会社、株式会社クラフティア、合同会社CEPCO-R(中部電力グループ)、株式会社辰巳商会、株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行が参画した。加えて、九州電力株式会社は当ラウンドにあわせて保有する第1回J-KISS型新株予約権を行使し、海上パワーグリッドの株主となる予定だ。
調達資金の総額は約11億円。電気運搬船等に関わる研究開発や事業運営資金に充当される。
*アイキャッチ UnsplashのShubhendu Mohantyが撮影した写真
【情報ソース】
・海上パワーグリッド社におけるシリーズAラウンド資金調達の実施について、2026年02月27日、株式会社海上パワーグリッド社
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