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【書籍案内】 『インフラPPPの経済学』 (きんざい)

2018.01.07 書籍案内



書籍名 :       インフラPPPの経済学
著者名 :       Eduardo Engel (著、編集)、 Ronald D.Fischer(著)、安間 匡明(訳)
発行所 :       きんざい
判型    :      A5版上製
ページ :       264ページ
価格(税別) :  2,700円
発行年月 :    2017年12月13日    ISBNコード : 978-4-322-13216-8 

 

内容紹介                                                                                                                              

いかなる条件のもとでPPPは真に有効なインフラ整備のツールとなりうるのか

世界中の国々がインフラ整備のために民間資本・資金の活用に取り組み、わが国政府もPPP/PFI推進アクションプラン(2017年改定版)で、2023年度までに21兆円の事業目標を掲げた。

 しかし、公共施設であるインフラに対して単純に民間企業に営利目的に投資をさせるだけでインフラのサービスの提供が自然にうまくいくわけがない。そもそも、公的部門は民間企業にどう向き合い、どのように適切にその能力を引き出し、そのためにPPPをいかに設計すべきか。

 気鋭の経済学者が通説を批判的に検討し、PPP本来の有効性と限界を明らかにする!  真の官(政府、自治体)・民(ディールメイクに追われる事業会社、金融機関、コンサルティング企業)連携を架橋する、注目の一冊。

主要目次                                                                                                                              

第1章 概論
§1.1 本書の取扱範囲
§1.2 傾向
§1.3 公共事業の問題点
§1.4 期待
§1.5 経験
§1.6 概要

第2章 国別事例
§2.1 英国
§2.2 チリ
§2.3 米国
§2.4 中国
§2.5 結論

第3章 高速道路
§3.1 物理的特徴と経済的特徴
§3.2 PPPはどのような場合に高速道路に適切なのか
§3.3 PPPの実施のあり方
§3.4 結論

第4章 インセンティブ
§4.1 いかなる場合にPPPsは機能するのか
§4.1 リスク分担とPPPsのインセンティブ
§4.3 民間事業者提案
§4.4 結論

第5章 プライベート・ファイナンス
§5.1 PPPsの金融の仕組み
§5.2 PPPプレミアム
§5.3 結論

第6章 パブリック・ファイナンス
§6.1 財政の会計制度
§6.2 政府予算の負担を軽減する
§6.3 最適契約
§6.4 結論

第7章 再交渉
§7.1 会計制度と支出の先取り
§7.2 逆選択とモラルハザード
§7.3 柔軟性と再交渉
§7.4 再交渉と契約のあり方
§7.5 結論

第8章 ガバナンス
§8.1 PPPが良好なガバナンスを必要とする理由
§8.2 PPPsとガバナンス:経験
§8.3 PPPガバナンスについての提案
§8.4 結論

第9章 いかなる場合にどのようにPPPsを実施すべきか
§9.1 いかなる場合にPPPsを利用すべきか
§9.2 PPPsをどのように設計・実施すべきか
§9.3 PPPの将来

補遺 公式モデル
A.1 基本的前提
A.2 無差別な結果
A.3 履行
A.4 効率性向上:資金を貸し付ける費用
A.5 効率性向上:契約規定不可能なイノベーション
A.6 仮定を緩和する
 

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 インフラPPPの経済学 』- (きんざいストア)

 

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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