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【参画】オリックス、ベトナムで民間水力発電事業会社に出資/第三者割当増資で約25百万米ドル相当の株式を取得

2016.09.02 事業参画・売買レポート


 平成28年9月2日、オリックス株式会社がベトナムで水力発電事業等を営む『Bitexco Power Corporation』(以下、「BPC社」)から、第三者割当増資により約25百万ドル相当の株式を取得することで合意したと発表した。

01(Dak Mi 4 水力発電所 出典:オリックス株式会社)

 今回の出資は「UOB Venture Management Pte Ltd.」(シンガポール)と共同で実施されており、2社で約50百万ドル相当の株式を取得した。BPC社はベトナムで不動産事業やインフラ事業を展開するBitexco社のグループ企業である。グループ内で水力発電事業を統括する持株会社に位置付けられる。

 BPC社では現在、ベトナム全土で18ヵ所の水力発電所を建設・運営しており、総発電容量は約1ギガワットにもなる。年間発電量は約2,700万人の年間電力使用量に相当する3,500Gwhだ。(*)
(*)1人当たり1,306kWh/年で算出(世界銀行)

 ベトナムでは人口増加・経済成長を背景に、電力需要は年平均10~12%成長すると見込まれている。同国政府は電力市場を段階的に自由化し、増大する電力需要に対応する方針を掲げている。

【情報ソース】
ベトナムで民間最大手の水力発電事業会社に出資、平成28年9月2日、オリックス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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