2024.04.18
【書籍案内】『 マーケットでまちを変える 人が集まる公共空間のつくり方 』 (学芸出版社)
2018.05.24 書籍案内
書籍名 : マーケットでまちを変える 人が集まる公共空間のつくり方
著者名 : 鈴木 美央(著)
発行所 : 学芸出版社
判 型 : 四六版
ページ : 240ページ
価格(税別) : 2,000円
発行年月 : 2018年06月10日 ISBNコード : 978-4-7615-2681-8
内容紹介
全国で増えるマルシェ、ファーマーズマーケット、朝市…。閑散とした道路や公園、商店街を、人々で賑わう場所に変えるマーケットは、中心市街地活性化、地産地消、公民連携など、街の機能をアップさせる。東京&ロンドンで100例を調査し、自らマーケットを主催する著者が解説する、マーケットから始める新しい街の使い方。
主な目次
はじめに
1章 マーケットとは
マーケットは都市の始まり
マーケットとマルシェの違いは?
マーケットはイベントではない
小さい要素の集合がまちに与えるインパクト
仮設空間の継続運営から生まれるコミュニティ
2章 まちに根づいたロンドンのマーケット
ロンドンのマーケットの歴史と現在
Streetは道路だけじゃない
法律で定められているマーケットの運営
新たなトレンド、ファーマーズマーケットの拡大
地域のニーズに対応したマーケット
1 Ridley Road Market:住宅街の生活基盤型
2 Whitecross Street Market:オフィス街のランチ提供型
3 Whitechapel Market:コミュニティの居場所型
4 Chatsworth Road Market:中産階級の生活充実型
5 Colombia Road Flower Market:専門特化型
6 Portobello Road Market:観光資源型
ロンドン市の都市戦略にも位置づけられるマーケット
【interview】中村 航(建築家)
〈アジア×マーケット〉生産・流通・消費をつなぐ都市の結節点
3章 東京で始まった新しいスタイルのマーケット
マーケットは海外からの輸入じゃない
現代版マーケットが増えている理由
多様な個性が混在する東京のマーケット
1 青井兵和通り商店街の朝市:下町の商店街活性化型
2 Farmer’s Market@UNU:都市と農をつなぐ交流型
3 ヒルズマルシェ:再開発地のコミュニティ育成型
【interview】田中 巌(森ビル)×山﨑智文(アークヒルズ自治会会長)
〈再開発×マーケット〉コミュニティを育てる場づくり
【interview】脇坂真吏(農業プロデューサー)
〈農業支援×マーケット〉マーケットという新しい事業を設計する
4 小石川マルシェ:住民による地域密着型
5 nest marche:エリアを活性化する官民連携型
【interview】青木 純(nest)
〈地域×マーケット〉暮らしのデザインからパブリックのデザインへ
クリアしなくてはならない法規
4章 公共空間を活用するマーケット
東京のマーケットは、どこで、どのように開催されているか
東京とロンドンのマーケットの比較
【interview】山下裕子(広場ニスト)
〈広場×マーケット〉公共空間を活用するフック
5章 マーケットがまちに生みだす効果
マーケットが生みだす15の効果と、効果を引きだすアクション
1 生活の質の向上
2 多様な経済効果
3 環境にやさしい商業形態
成熟したロンドン、自由な東京 都市環境を改善する戦略としてのマーケット
【interview】園田 聡(ハートビートプラン)
〈プレイスメイキング×マーケット〉都市へのコミットメントを育む場
6章 マーケットをつくってみよう!
あなたもできるDIYマーケット
【準備編】
目的とコンセプトを考える
仲間を集める
場所を探す
収支を考える
出店者を集める
空間を設計する
食品を扱う
お客さんを呼ぶ
雨天時の対応を考える
【当日編】
準備する
開催する
片づける
【後日編】
マーケットを育てる
7章 シビックプライドを育むマーケット
おわりに
購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。 『 マーケットでまちを変える 人が集まる公共空間のつくり方 』- (学芸出版社)