• Home
  • イベント
  • 【Zoomセミナー紹介】『 第4883回 洋上風力のRound1入札結果を振り返り、今後のRoundに備えるー経産省洋上風力促進ワーキンググループ/国交省洋上風力促進小委員会 合同会議のレビューを踏まえてー 』

【Zoomセミナー紹介】『 第4883回 洋上風力のRound1入札結果を振り返り、今後のRoundに備えるー経産省洋上風力促進ワーキンググループ/国交省洋上風力促進小委員会 合同会議のレビューを踏まえてー 』



金融ファクシミリ新聞社セミナー
 
『 第4883回 洋上風力のRound1入札結果を振り返り、今後のRoundに備える
  -経産省洋上風力促進ワーキンググループ/国交省洋上風力促進小委員会 合同会議
   のレビューを踏まえて-

〇概要

 2021年12月24日に秋田能代・三種・男鹿、秋田由利本荘、千葉銚子での洋上風力のRound1公募の結果が発表され、1コンソーシアムがすべての海域の選定事業者となり、衝撃が業界を走った。

 結果については日本風力発電協会や各公募応募者から経産省及び国交省に様々な申し入れがなされた。それらを受けて経産省洋上風力促進ワーキンググループ/ 国交省洋上風力促進小委員会 合同会議が開かれて、結果のレビューと今後の改善の方向性が話し合われた。これらを基に今後のRoundへの対応を検討する。足元では秋田県八峰町及び能代沖についてRound 2の一般海域洋上風力発電公募のための公募占用指針が公開され、Round 2の公募が始まっている。どのタイミングで改善を反映するかも論点となっている。

 本講演ではRound 1の公募占用指針、パブコメ回答、入札結果を振り返って、今後のRoundの準備をすることを目的とする。

 「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(再エネ海域利用法)が2019年4月1日から施行され、2020年12月15日の官民協議会では2030年までに、日本で10GWの洋上風力発電導入を目標とし、毎年1GW(1兆円)の投資が決まった。しかし、浮体式洋上風力の導入目標は未だ定められていない。

 一方、台湾では台湾政府が5.5GWの洋上風力発電を推進し、ベーカー&マッケンジー台北事務所では、そのうち6件、累計1.95GW分の入札者の支援を行い落札を勝ち取った。台湾では2026年から2035にかけてさらに15GWの入札が控えている。2022年第二四半期に3GWの入札があると言われている。韓国ではGW規模の浮体式洋上風力の計画も登場している。

 洋上風力発電は国際間の競争ともなっている。洋上風力発電は規模が3000億円を超えるものもあり、資金調達のためにはプロジェクト・ファイナンスを視野に入れなければならない。

 本講演の前半では、秋田能代、秋田由利本荘、千葉銚子の結果を踏まえて、入札で勝ち抜くためには何が必要かを解説する。後半では洋上風力発電を円滑に進めるための各種契約書作成の実務と法的リスク軽減策について解説する。  工事請負契約も洋上での作業が中心となるため、洋上工事特有の点、特に遅延リスクに配慮しなければならない。

 資金調達のためには、洋上風力発電に適したプロジェクト・ファイナンスの融資契約・担保契約を作成・交渉しプロジェクトを組成していく必要がある。それらの実務と法務についても解説する。

〇講義項目

1.日本の洋上再エネ促進法、秋田能代・三種・男鹿、
  秋田由利本荘、千葉銚子の公募結果 公募占用指針、パブコメ結果、洋上合同会議
2.台湾の洋上風力発電
3.風力発電機供給契約(Turbine Supply Agreement)
4.洋上風力発電所建設契約(Balance of Plant Construction Agreement)
5.洋上風力発電所サービス・補償契約(Service & Warranty Agreement)
6.洋上風力発電所運営契約(O&M Agreement)
7.洋上風力発電のプロジェクト・ファイナンス
8.スポンサーサポート契約

申込や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 第4883回 洋上風力のRound1入札結果を振り返り、今後のRoudに備える -経産省洋上風力促進ワーキンググループ/国交省洋上風力促進小委員会 合同会議のレビューを踏まえて- 』のご案内

デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ