2024.03.28
【Zoomセミナー紹介】『 風力発電超大量導入を実現するための電力系統と制度設計 』
日本計画研究所(JPI)
『 2050年カーボンニュートラル宣言を踏まえ
風力発電超大量導入を実現するための電力系統と制度設計
~脱炭素政策の国際動向 電力系統の増強 電力市場設計~ 』の開催
〇概要
菅首相の2050年カーボンニュートラル宣言により、日本でも脱炭素政策の議論が加速している。国際議論では、脱炭素のための主力技術は再生可能エネルギーであり、その中でも最も有力なのが風力発電である。本講演では風力発電超大量導入を実現するための制度設計として電力系統の増強と電力市場設計について重点的に議論する。
〇講義項目
1. 脱炭素政策の国際動向
(1) 国際機関における議論(なぜ世界では再エネが進むのか?)
① 国際エネルギー機関(IEA)のシナリオ
② 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)のシナリオ
(2) 各論
① 再生可能エネルギー
② 省エネルギー (含むネガワット, デマンドレスポンス)
③ セクターカップリング(含む熱政策, 電気自動車(EV))
(3) 日本での議論(世界における日本の立ち位置)
2. 電力系統の増強
(1) 系統増強の国際議論と動向(なぜ世界では系統増強が進むのか?)
① 系統柔軟性
② 送電線の費用便益分析
(2) 欧州送電事業者ネットワーク (ENTO-E) による費用便益分析
(3) 日本の系統増強の現状
(4) 広域的運営推進機関による費用便益分析
3. 電力市場設計
(1) 欧州と北米の電力市場設計の比較(なぜ電力市場が必要なのか?)
(2) 時間前市場(電力市場の担い手は誰か?)
(3) 需給調整市場(需給調整は誰が行うか?)
(4) 容量市場(容量市場は日本に必要なのか?)
4. まとめ
5. 関 連 質 疑 応 答
申込や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。 『 2050年カーボンニュートラル宣言を踏まえ 風力発電超大量導入を実現するための電力系統と制度設計 ~脱炭素政策の国際動向 電力系統の増強 電力市場設計~ 』のご案内