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【コンセッション】鳥取県、鳥取空港のコンセッション実施契約を締結/鳥取空港ビル株式会社が空港・ターミナルビルを一体運営

2018.04.25 コンセッション


 2018年04月20日、鳥取県は県が管理する鳥取空港(愛称「鳥取砂丘コナン空港」)のコンセッション実施契約を鳥取空港ビル株式会社(以下、「鳥取空港ビル」)と締結したことを発表した。

(契約締結式の模様 出典:鳥取県)

〒680-0947 鳥取県鳥取市湖山町西4−110−5

 

 鳥取県は鳥取空港の運営を委託する民間事業者に鳥取空港ビルを指名指定し、第三者機関の審査委員会による審査を経て、2018年01月31日に「鳥取県営鳥取空港特定運営事業等」の優先交渉権者として選定している。民間事業者による鳥取空港の運営開始は7月1日の予定。

〇事業概要

事業の対象施設鳥取空港(愛称:鳥取砂丘コナン空港)
事業期間平成30年(2018年)07月~平成36年(2024年)03月(5年9ヵ月)
事業方式鳥取空港ビル株式会社による一体運営(指名指定)
事業内容・鳥取空港ビル株式会社が滑走路等の基本施設と旅客ターミナルビル(国内線及び国際線)等の一体運営・管理を実施
・運営権者は着陸料等について、設定・収受し、自らの収入とする。
・空港の就航促進や利用促進の実施
事業の開始予定日2018年07月01日

 鳥取空港では国内線ターミナルと国際会館と呼ばれる国際線ターミナルを一体化するための増築工事が進んでいる。完成後はこの増築部分を地元の食や特産物等をPRしながら地元住民も楽しめる施設として構想している。また、近接する鳥取港との連携強化「ツインポート化」を進め、地域経済の好循環を新たに作り出す構想もある。今後、鳥取空港を拠点とした賑わいの創出に向けて民間事業者への期待は高まっている。

*アイキャッチ 出典:鳥取県

【情報ソース】
鳥取県営鳥取空港特定運営事業等公共施設等実施契約の締結、2018年04月20日、鳥取県

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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