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【マネジメント】羽田空港、OAG社の定時運行順守ランキングで3年連続世界第1位/メガ空港部門

2018.03.16 トピック


 2018年03月07日、日本空港ビルデング株式会社(以下、「日本空港ビルデング」)は英国のOAG社が実施する定時運行順守率ランキング調査「OAG Punctuality League 2018」において、羽田空港の国内線・国際線がともに3年連続で世界第1位となった事を発表した。

 OAG社は英国ルートンに拠点を置く航空機運行情報会社で、世界の航空関連データを収集・提供を行っている。そのOAG社が発行する「OAG Punctuality League 2018」は2017年の全世界の提供座席が250万席以上の空港を対象とし、空港規模や航空会社別などのカテゴリー別の定時運行順守率ランキングをまとめた報告書だ。当該報告書では定刻より15分以内の遅れを定時運行と定義しており、運航データから定時運行順守率を集計している。

 羽田空港は定時順守率86.75%となり、メガ空港部門(mega category)で世界第1位となった。メガ空港部門は出発便の年間提供座席数が3,000万座席以上の空港が対象のカテゴリーである。続くランキングは2位がスペインのマドリード=バラハス空港、3位~5位はアトランタ国際空港、デンバー国際空港、ダラス・フォートワース空港と米国の空港が続いた。

2017年 メガ空港部門 定時運行順守率
 

順位空港名コード定時順守率
1東京国際空港HND86.75%
2マドリード=バラハス空港MAD83.63%
3アトランタ国際空港ATL82.38%
4デンバー国際空港DEN82.24%
5ダラス・フォートワース国際空港DFW81.36%

 羽田空港国内線第1及び第2旅客ターミナルは日本空港ビルデングが、国際線旅客ターミナルは東京国際空港ターミナル株式会社がそれぞれ所有し、運営・管理を行っている。

 国際線旅客ターミナルは2008年05月よりPFI手法(BOO方式)による開発が開始され、2010年10月から供用開始している。2014年03月にはチェックインカウンターの増設を始めとする国際線旅客ターミナル拡張が実施され、 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けての再拡張が現在進められている。

*アイキャッチ 出典:日本空港ビルデング株式会社

【情報ソース】
羽田空港は、OAG社の実施する定時運行順守率ランキング「OAG Punctuality league 2018」において3年連続 世界第1位に(メガ空港部門)世界第1位(*PDFファイルが開きます、369KB)、2018目03月07日、日本空港ビルデング株式会社・東京国際空港ターミナル株式会社

【関連情報】
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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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