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【PFI】三井住友建設など、山口県宇部市でDBO方式の合流式ポンプ場事業に参画/約165億円で契約、施設整備後20年間の維持管理まで実施

2017.11.21 PFI


 2017年11月13日、三井住友建設株式会社(以下、「三井住友建設」)は山口県宇部市が進めている「宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業」に関する契約締結を発表した。

(宇部市玉川ポンプ場のイメージ 出典:三井住友建設株式会社)

 当該事業は既設の2つのポンプ場―栄川ポンプ場(昭和32年供用開始)と鵜の島ポンプ場(昭和42年供用開始)の老朽化に伴い、両ポンプ場を廃止・撤去の上、機能統合した玉川ポンプ場を新たに整備し、20年間の維持管理業務まで実施するもの。PFI法に基づく調達手続きを参考としたDBO(Design-Build-Operate)方式で実施される。DBO方式での合流式ポンプ場の整備は全国初。

 事業を実施するのは三井住友建設が代表企業を務めるグループ。グループの構成企業は株式会社クボタ(以下、「クボタ」)、東芝インフラシステムズ株式会社(以下、「東芝インフラシステムズ」)、日本水工設計株式会社(以下、「日本水工」)、クボタ環境サービス株式会社。今後2020年11月末日までに、構成企業によってSPCを宇部市内に設立する予定。

 三井住友建設は代表企業として業務のとりまとめを行うほか、玉川ポンプ場と合流幹線管渠の新設工事を請け負う。施設の実施設計は日本水工が実施する。クボタは機械設備、東芝インフラシステムズは電気設備についてそれぞれ設計・製作・据付工事や運転維持管理業務を担う。

 東芝インフラシステムズでは運転管理業務においてIoTを積極的に活用する計画だ。「降雨量や雨水流入量の予測による雨天時の最適人員配置」、「浸水防除を図る雨水ポンプ制御」、「精度の高い設備診断技術を活用したストックマネジメント」等で業務効率化を狙う。コスト縮減策は審査講評でも高く評価されていた。

(IoTを活用した業務効率化例 出典:東芝インフラシステムズ)

 業務はこれから設計・建設期間(平成29年10月~平成37年11月)が始まる段階。維持管理期間は平成36年4月~平成56年3月までの20年間に亘って実施される予定だ。

宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業の概要

事業名宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業
事業内容・玉川ポンプ場及び合流幹線管渠の設計及び建設
・栄川ポンプ場及び鵜の島ポンプ場の撤去
・玉川ポンプ場の維持管理
事業期間〇平成29年10月~平成56年3月
 ・設計・建設期間 平成29年10月~平成37年11月
 ・維持管理期間 平成36年4月~平成56年3月
事業方式DBO方式(Design-Build- Operate)
施設能力計画水量:22.245m3/秒
契約金額約165億円
構成員◎三井住友建設株式会社(代表企業)
〇株式会社クボタ
〇東芝インフラシステムズ株式会社
〇日本水工設計株式会社
〇クボタ環境サービス株式会社

【情報ソース】
PFI手法を参考にしたDBO方式による全国初の合流式ポンプ場事業に参画―「宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業」に関する契約を代表企業として締結―、2017年11月13日、三井住友建設株式会社
DBO方式による全国初の合流式ポンプ場事業に参画、「宇部市公共下水道ポンプ場事業」に関する契約を締結、2017年11月13日、東芝インフラシステムズ株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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