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【開発】中国電力、広島ガスやエア・ウォーターとそれぞれバイオマス発電事業会社を設立/発電出力は広島で100MW、福島で75MW

2017.11.06 事業参画・売買レポート


 2017年10月30日、中国電力株式会社(以下、「中国電力」)は広島ガス株式会社(以下、「広島ガス」)とともに広島県安芸郡で進めているバイオマス混焼発電事業と、エア・ウォーター株式会社(以下、「エア・ウォーター」)とともに福島県いわき市で進めているバイオマス発電事業のそれぞれにおいて、事業会社の設立を発表した。

 広島県安芸郡で進めるバイオマス混焼発電事業は、広島ガスの海田基地内にバイオマス混焼発電所を建設・運営するもの。燃料にバイオマス燃料や石炭を使用するほか、助燃やバックアップ用として天然ガスも使用する。発電出力は約100MW。

 新たに設立した事業会社は『海田バイオマスパワー株式会社』。中国電力と広島ガスの折半出資で設立した。設立時の資本は2億円(資本金1億円と資本準備金1億円)。

〇発電所の概要
 

発電所の名称海田発電所
設置場所広島県安芸郡海田町明神町2番118号 (広島ガス 海田基地内)
発電出力約100MW (送電端)
発電方式循環流動層ボイラ
使用燃料・バイオマス(うち国内材は広島県内から調達),
・石炭,
・天然ガス(助燃・バックアップ用)
工事開始時期平成30年12月(予定)
運転開始時期平成33年 3月(予定)

 一方、福島県いわき市で進めるバイオマス発電事業は、エア・ウォーターのグループ会社である株式会社日本海水の小名浜工場内にバイオマス発電所を建設・運営するもの。燃料はパーム椰子殻や木質ペレットのみを使用する木質バイオマス専焼方式である。発電出力は約75MW。工事の開始時期は平成30年11月頃を予定しており、計画通りに進めば、平成32年12月頃に運転開始の予定だ。

 新たに設立する事業会社は『エア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜株式会社』。設立時の資本は4.9億円(資本金:2.45億円、資本準備金:2.45億円)、出資比率はエア・ウォーターが51%、中国電力が49%となる予定だ。設立日は11月下旬となる見込み。

〇発電所の概要
 

発電所の名称未定
設置場所福島県いわき市小名浜字渚2番地4 (株式会社日本海水※小名浜工場内)
発電出力75MW (発電端)
発電方式循環流動層ボイラ(CFB)
使用燃料木質バイオマス専焼(パーム椰子殻、木質ペレット)
環境影響評価・平成28年5月 環境影響評価着手
・平成29年9月 環境影響評価手続き終了 (環境影響評価書の縦覧を終了)
工事開始時期平成30年11月頃(予定)
運転開始時期平成32年12月頃(予定)

 エア・ウォーターと中国電力が共同で実施する発電事業は、山口県防府市で進めているバイオマス・石炭混焼発電所で実績があり、今回で2件目となる。こちらの開発は平成30年度の営業運転開始を目指し開発が進んでいる。

【情報ソース】
海田バイオマスパワー株式会社の設立について、2017年10月30日、中国電力株式会社・広島ガス株式会社
海田地区バイオマス混焼発電事業の実施および新会社の設立について、2017年7月28日、中国電力株式会社・広島ガス株式会社
福島県いわき市小名浜におけるバイオマス発電事業の実施および新会社の設立について、2017年10月30日、中国電力株式会社・エア・ウォーター株式会社

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