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【戦略】GE、スエズに水処理事業を34億ドルで売却/スエズは米国水処理事業も取得、売上高2億ユーロのシナジー見込む

2017.10.19 トピック


 2017年10月2日、ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(以下、「GE社」)は傘下のGEウォーター&プロセス・テクノロジー社(GE Water & Process Technologies)を仏水処理大手のスエズ社に売却したことを発表した。事業譲渡日は2017年9月30日で、売却金額は34億ドル。

 スエズ社はケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)と共同で事業を取得した。出資比率はスエズ社が70%、ケベック州貯蓄投資公庫は30%。事業取得後は、「Water Technologies & Solutions」を新たに設立し、GEウォーター&プロセス・テクノロジー社とスエズ社の工業用水事業部門を統合した。率いるのはGEウォーター&プロセス・テクノロジー社の元CEOであったハイナー・マーコフ氏(Heiner markhoff)。

 GEウォーター&プロセス・テクノロジー社には7,500人の従業員が在籍しており、2016年には約20億ユーロ売り上げている。また、特許を含む高度で幅広い技術力や米国での事業機会も保有しており、スエズ社は今回の買収の相乗効果を高く評価している。収益面でも、利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)として6,500万ユーロ、売上高は2億ユーロの相乗効果を見込んでいる。

 スエズ社では天然資源の枯渇や気候変動を背景に、持続可能な資源管理はより重要な役割を占めると考え、水資源の管理や工業用水処理など今後も需要は高まるとみている。工業用水市場は950億ユーロ相当と見込んでいるようだ。

【情報ソース】
GE Completes Sale of Water & Process Technologies Business to SUEZ、2017年10月2日、ゼネラル・エレクトリック・カンパニー社(GE)
With the acquisition of GE Water & Proces Technologies,SUEZ takes a new step towards growth on the industrial water market、2017年10月2日、SUEZ

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