2025.03.23
セミナーのご紹介:『【実践プロジェクトファイナンス】2日間総合パック』の開催 (2017年08月25日、09月01日)
2017.06.30 イベント・セミナー情報
シグマインベストメントスクール
『 【実践プロジェクトファイナンス】2日間総合パック』の開催
日程 : 2017年08月25日 (金)、09月01日(金)ともに13:00~16:30
会場 : シグマベイスキャピタル株式会社 教室(東京都中央区日本橋茅場町2-9-9 茅場町第2平和ビル 3階)
主催 :シグマインベストメントスクール
講師 : 井上 義明 氏 ( プロジェクトファイナンス研究所 代表 )
定員 : 25名
〇講演趣旨
日本企業による海外進出や海外投資に伴い海外での資金調達が必要となり、プロジェクトファイナンスの利用が増えてきました。また、日本の金融機関は国内での融資機会が減り海外融資に力を入れ始めています。しかし、海外でのプロジェクトファイナンスは複雑なところがあり、実務の習得には時間がかかります。 そこで本セミナーでは、海外プロジェクトファイナンスの実務に精通した講師が具体例を多く引用しながらプロジェクトファイナンスについて体系的にかつ分かり易く説明します。
1日目は基礎編です。最近の動向を踏まえつつプロジェクトファイナンスの内容、特徴、類型、沿革などを概観したうえで、具体的なリスク分析の手法やストラクチャリング、キャッシュフロー分析まで幅広くカバーします。
2日目は応用編です。海外プロジェクトファイナンスの実務に精通した講師が具体例を多く引用しながらプロジェクトファイナンスにおける重要な問題やテーマを複数採り上げ、問題の所在や対応方法を事例に基づき分かり易く説明します。今回のセミナーで採り上げるテーマは半数以上が初公開のテーマです。海外プロジェクトファイナンスの決定版です。
なお、講師は邦銀、政府系金融機関、外銀等で各国のプロジェクトファイナンス案件を幅広く多数手掛け、『実践プロジェクトファイナンス』および『LNGプロジェクトファイナンス』の著者でもあります。歯切れのよい分かり易い説明に定評があります。
皆様のご参加をお待ちしています。
〇カリキュラム
第1回 基礎編~概観・リスク分析・ストラクチャリング&CF分析~
1.プロジェクトファイナンス概観
(1)市場(規模、変遷、日本企業、近況)、意義、特徴、ライフサイクル
(2)利用理由、類型、沿革、関係者、デフォルト率、今後の展望など
2. プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング
(1)スポンサーリスク
(2)完工リスク
(3)埋蔵量リスク
(4)原料・燃料調達リスク
(5)操業リスク
(6)技術リスク
(7)販売リスク
(8)金利・為替リスク
(9)キャッシュフローリスク
(10)環境リスク
(11)災害リスク
(12)カントリー(政治)リスク
3.プロジェクトファイナンスのキャッシュフロー分析の要点
(1)キャッシュフロー分析の目的
(2)キャッシュフロー分析の手法(DSCR, IRR/NPV, Sensitivity, Breakeven)
(3)キャッシュフロー分析の留意点と限界
第2回 応用編~最重要テーマを掘り下げる~
1.プロジェクトファイナンスの組成プロセス
2.プロジェクトファイナンス組成しやすい事業、しにくい事業
3.カントリーリスク
4.輸出信用機関とプロジェクトファイナンス
5.電力案件の特徴
6.交通インフラ事業の難しさ
7.石油価格変動リスク
8.2種類のLNG事業
9.オフテークの少ないLNG事業
10.リザーブ・ベース・レンディング
〇講師紹介
【井上 義明 氏】
1984年富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行、90年プロジェクトファイナンス部。93年ニューヨーク支店融資課課長、96年ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課課長、2000年プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役を経て、05年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向)。06年オーストラリア・ニュージーランド銀行スペシャライズドファイナンス・ジャパン本部長。17年プロジェクトファイナンス研究所代表。現職ではプロジェクトファイナンスや海外ファイナンスにつき執筆、講演、研修、コンサルティング等に従事。
英検1級(優良賞)。企業研修等講師歴多数。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。
【著書】
『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP社、2011年6月)
『LNG(液化天然ガス)プロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会、2015年1月)
申込や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。 『【実践プロジェクトファイナンス】2日間総合パック』のご案内