• Home
  • 事業参画・売買レポート
  • 【参画】日本工営、シンガポール水力発電事業投資会社に出資参画/第三者割当増資を引受け、出資総額は約11億円

【参画】日本工営、シンガポール水力発電事業投資会社に出資参画/第三者割当増資を引受け、出資総額は約11億円

2017.05.16 事業参画・売買レポート


 平成29年5月8日、日本工営株式会社(以下、「日本工営」)はシンガポールの水力発電事業投資会社Ironmont Hydro Pte.Ltd.(以下、「アイロンモントハイドロ社」)の第三者割当増資を引き受ける形で出資参画することを発表した。

 アイロンモントハイドロ社(本社:シンガポール)はアジア全域で水力発電事業投資や開発を事業内容とする企業である。インドネシアで複数の発電事業を開発から運営まで実施しているPT.Arkora Hydro(以下、「アルコラ社」)等へ出資参画している。

 日本工営からアイロンモントハイドロ社への出資は事業進捗に応じて段階的に実施され、その総額は10百万米ドル、日本円で約11億円になる計画。今回の出資を通じて、アジア地域での再生可能エネルギーを中心とした有望案件の形成や民間資金を活用したインフラ事業の創出を推進させる考えだ。さらには、アイロンモントハイドロ社の経営や投資判断にも関与する予定であり、民間主導型エネルギーインフラへの投資実績と知見も獲得する狙いがあるようだ。

 日本工営は今回の出資参画を契機に、これらのアルコラ社などの現地発電事業会社が手掛ける複数の中小水力発電事業開発に対して、技術レビューやアドバイザリー業務、施工監理等のサービス提供も進めていく。

*アイキャッチ画像 出典:日本工営株式会社

【情報ソース】
日本工営、シンガポール水力発電事業投資会社 アイロンモントハイドロ社に出資~アジア地域の再生可能エネルギー普及拡大に取組む~(*PDFファイルが開きます、376KB)、平成29年5月8日、日本工営株式会社

【関連記事】
【参画】日本工営、インドネシア国で小水力発電事業を本格化/約7.2MW規模のIPP事業
日本工営、フィリピンで火力発電事業グループへ出資 約8.4億円
日本工営、アジア水ビジネス投資パートナーシップに約18億円出資

, , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ