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【PPP】三井住友建設・SMC商事・イナバクリエイトの3社、流山市の遊休地で収益創出事業と防災備蓄倉庫の整備を実施

2016.08.16 PPP


 平成28年7月29日、三井住友建設株式会社(以下、「三井住友建設」)はグループ企業のSMC商事株式会社(以下、「SMC商事」)とイナバクリエイト株式会社(以下、「イナバクリエイト」)の3社で、流山市の遊休地を活用した収益事業と防災備蓄倉庫の整備を実施したを発表した。

千葉県流山市

 当該事業は千葉県の流山市が公募していた「流山市ファシリティマネジメント(FM)施策の事業者提案/官民連携(PPP)事業」において提案し、採用された事業である。事業は流山市が所有する土地を活用した収益創出事業とその収益を使った防災備蓄倉庫整備促進事業を組合せたものだ。

01(事業スキーム 出典:三井住友建設株式会社)

 収益創出事業はレンタルガレージ事業であり、イナバクリエイトが実施する。流山市の市有地を一旦SMC商事へ貸付し、イナバクリエイトに転貸することで可能となった。
 防災備蓄倉庫は収益創出事業で発生した市有地の貸付に伴う地代で購入し、広域避難所等に設置された。防災備蓄倉庫や防災備蓄品等はSMC商事とイナバクリエイトが調達し流山市に納入している。

03(防災倉庫(西初石小学校) 出典:三井住友建設株式会社)

 今回の事業は遊休地の活用だけに終わらず、それが資金調達も兼ねながら防災備蓄倉庫の設置まで実現している。官民連携により複数事業を包括した形で、予算面の負担や手間が大きく軽減されている。

【情報ソース】
流山市ファシリティマネジメント施策の事業者提案/官民連携事業を実施-市の遊休地を有効活用して防災活動促進に貢献-、平成28年7月29日、三井住友建設株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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