【ファンド】Zエナジー、カーボンニュートラルファンド3号を組成

2025.06.28 インフラファンド動向


 2025年6月25日、Zエナジー株式会社(以下、「Zエナジー」)はカーボンニュートラルファンド3号投資事業有限責任組合を設立したことを発表した。

 当該ファンドは日本国内の太陽光開発案件に重点を置きつつ、取得後にバリューアップが望める太陽光既設案件、蓄電池事業、風力等の太陽光以外の国内再生可能エネルギー発電事業に投資する。これまで安定期的なキャッシュ・フローが期待できる既設の太陽光発電事業を中心に投資していたが、より高い収益性が期待できるポートフォリオの構築を目指す考えだ。

 ファンドの存続期間は15年間。有限責任組合員は株式会社三菱UFJ銀行、株式会社ゆうちょ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社といった金融機関のほか、事業会社等となっている。

 Zエナジーは2021年12月にカーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合員を設立しており、2024年3月にはカーボンニュートラルファンド2号を設立している。両ファンドとも概ね投資が完了している。

*アイキャッチ UnsplashDerek Suttonが撮影した写真

【情報ソース】
カーボンニュートラルファンド3号の設立について(*PDFファイルが開きます、463KB)、2025年6月25日、Zエナジー株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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