【参画】四国電力、ウズベキスタンの太陽光発電・蓄電事業および風力発電・蓄電事業に出資

2025.03.16 事業参画・売買レポート


 2025年3月12日、四国電力株式会社(以下、「四国電力」)はサウジアラビア王国のACWA POWER社と住友商事株式会社(以下、「住友商事」)がウズベキスタン国において共同開発を進めているサマルカンド太陽光・蓄電事業(以下、「サマルカンドプロジェクト」)とクングラッド風力発電・蓄電事業(以下、「クングラッドプロジェクト」)に参画することを発表した。中央アジアの事業に四国電力が参画するのは初。

 サマルカンドプロジェクトは出力100万kW(50万kW×2サイト)の太陽光発電所と出力66.8万kW(33.4万kW×2サイト)の蓄電所をヌラバド区に建設し、その運営を行うものだ。商業運転の開始は2027年に予定されている。

 クングラッドプロジェクトは出力150万kW(50万kW×3サイト)の風力発電所と出力30万kW(10万kW×3サイト)の蓄電所をクングラッド区に建設し、その運営を行うものだ。商業運転の開始は2028年に予定されている。

 両プロジェクトとも発電した電力は長期電力販売契約に基づき、ウズベキスタン国営送電公社に供給する。

 四国電力の事業会社への出資比率は14.4%になる予定。

*アイキャッチ UnsplashFarhodjon Chinberdievが撮影した写真

【情報ソース】
ウズベキスタン国における再生可能エネルギー発電事業への参画について(*PDFファイルが開きます、261KB)、2025年3月12日、四国電力株式会社

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