【融資】山形銀行と荘内銀行、山形県西村山郡の小水力発電事業に17億円の協調融資

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　2025年2月27日、株式会社山形銀行（以下、「山形銀行」）と株式会社荘内銀行（以下、「荘内銀行」）は株式会社POWER E NEXT（以下、「POWER E NEXT」）が山形県西村山郡西川町において計画している水沢川小水力発電事業向けに協調融資を実行したことを発表した。

　融資金額は17億円、山形銀行、荘内銀行ともに8億5千万円を融資する。実行可能期間付タームローンとなっており、融資金は小水力発電所の建設費用に充当される。荘内銀行は環境改善効果が見込めるグリーンプロジェクトのみを融資対象とする荘銀グリーンローンとして融資契約を行っており、荘銀グリーンローンとしては5件目の事案となった。

　計画されている小水力発電事業は定格出力995kWの設備を建設して発電するもので、年間の想定発電電力量は約4,800MWh（一般家庭の使用電力量に換算して約700世帯相当）が見込まれている。発電した電力は東北電力ネットワーク株式会社に売電する。

　当該事業を行うのは山形県天童市に本社をおくPOWER E NEXT。同社は県内7カ所で太陽光発電事業を行う再生可能エネルギー発電事業者であるが、当該事業は同社にとって初の小水力発電事業になる。

*アイキャッチ　Unsplashのewan bullockが撮影した写真

【情報ソース】
・株式会社POWER E NEXTが実施する山形県西村山郡西川町水沢川小水力発電事業向け協調融資について（*PDFファイルが開きます、157KB）、2025年2月27日、株式会社山形銀行

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