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【戦略】関西電力、イベルドローラとグローバルな戦略的協業へ

2025.02.23 トピック


 2025年2月21日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)はスペイン王国(以下、「スペイン」)の大手電力会社イベルドローラとの間で、グローバルな戦略的協業に関する覚書を締結したことを発表した。

 両社は再生可能エネルギー事業や送配電事業をはじめ様々な領域において戦略的パートナーシップを構築し、グローバルな事業推進を加速させる。

 イベルドローラはスペインのバスク州ビルバオに本社をおく、マドリード証券取引所上場の大手電力企業だ。英国・米国・メキシコ・ブラジルなど世界約30カ国で再生可能エネルギー事業や送配電事業などを展開している。関西電力とはドイツのヴィンダンカー洋上風力発電事業の株式売買の締結や英国・配電事業会社への共同出資にこれまで取り組んでいる。

 2024年3月、秋田県八峰町及び能代市沖の洋上風力発電事業者にイベルドローラが参画する事業者が選定されている。

◯秋田県八峰町及び能代市沖
・事業者名:合同会社八峰能代沖洋上風力
・構成員:ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社、イベルドローラ・リニューアブルズ・ジャパン株式会社、東北電力株式会社(代表企業下線)
・事業計画概要:着床式洋上風力発電、設備出力:37.5万kW(Vestas製の風車(1.5万kW)×25基))
・運転開始時期:2029年6月
・供給価格:3.00円/kWh

*アイキャッチ UnsplashKyle Glennが撮影した写真

【情報ソース】
イベルドローラとのグローバルな戦略的協業に関する覚書の締結(*PDFファイルが開きます、218KB)、2025年2月21日、関西電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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