【開発】日本工営エナジーソリューションズと安藤ハザマ、岐阜県中津川市で系統用蓄電池事業

2025.02.15 事業参画・売買レポート


 2025年2月14日、ID&Eホールディングス株式会社傘下の日本工営エナジーソリューションズ株式会社(以下、「日本工営エナジソリューションズ」)と株式会社安藤・間(以下、「安藤ハザマ」)は系統用蓄電池事業を共同で推進することを発表した。

 当該事業は岐阜県中津川市で計画されているもので、出力20MW、容量80MWhの系統用蓄電池(リチウムイオン電池)を建設し、2028年中の商業運転の開始を目指すものだ。建設工事の着工は2025年3月に予定されている。日本工営エナジーソリューションズは電気工事監理、アグリゲーション、アセットマネジメントを行い、安藤ハザマは土木工事監理を行う。

 両社ともに日本国内で系統用蓄電池事業に参入するのは初だが、日本工営エナジーソリューションズは2017年からベルギーや英国で蓄電池事業を行っており、欧州で培った蓄電池事業のノウハウやエネルギーマネジメントシステムの知見を当該事業に活かす考えだ。

 事業会社は中津川蓄電所合同会社。株主は日本公営エナジーソリューションズ(50.1%)と安藤ハザマ(49.9%)となっている(*カッコ内の数字%は出資比率)。

*アイキャッチ UnsplashYousef Espaniolyが撮影した写真

【情報ソース】
岐阜県中津川市における系統用蓄電池事業へ参入ー欧州でのアグリゲーションの知見を国内事業に展開ー、2025年02月14日、株式会社安藤・間(*ID&Eホールディングス株式会社、日本工営エナジーソリューションズ株式会社との共同リリース)

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