2025.03.23
【戦略】テスHDと大和エナジー・インフラ、国内系統用蓄電所の開発で業務提携
2025.02.09 トピック
2025年2月5日、テスホールディングス株式会社(以下、「テスHD」)と大和エナジー・インフラ株式会社(以下、「大和エナジー・インフラ」)は日本国内における系統用蓄電所の開発について業務提携に係る協業に関する覚書を締結したことを発表した。
両社は3年間で日本国内における合計2GWhの系統用蓄電池案件の事業化を目標とした。テスHDの系統用蓄電所の開発力と大和エナジー・インフラの投資ノウハウや資金力等の強みを合わせ、スピード感を持った系統用蓄電池事業の推進を図る。
テスHDは中期経営計画「TX2030」において系統用蓄電所の開発等を含む蓄電システム関連事業を注力事業分野の1つとし、2030年までに700MW以上の系統用蓄電所の開発を掲げている。大和エナジー・インフラは2023年に北海道札幌市において大規模系統用蓄電事業を行っているほか、2024年2月には鹿児島県の太陽光発電所に蓄電池を併設し運用を開始している。
*アイキャッチ UnsplashのAndres Siimonが撮影した写真
【情報ソース】
・大和エナジー・インフラ株式会社との業務提携に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、245KB)、2025年2月5日、テスホールディングス株式会社
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