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【稼働】レノバ・中部電力・三菱電機フィナンシャルソリューションズ・鈴与商事、御前崎港バイオマス発電所が商業運転開始

2025.02.08 事業参画・売買レポート


 2025年2月5日、株式会社レノバ(以下、「レノバ」)は中部電力株式会社(以下、「中部電力」)、三菱電機フィナンシャルソリューションズ株式会社(以下、「三菱電機フィナンシャルソリューションズ」)、鈴与商事株式会社(以下、「鈴与商事」)と共同で出資する合同会社御前崎港バイオマスエナジーが御前崎港バイオマス発電所の建設工事を完了し、2025年1月29日から商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所は発電出力74,950kWの木質専焼バイオマス発電所だ。燃料に木質ペレットとパーム椰子柄を使用し発電する。想定年間発電電力量は約5.3億kWh、一般家庭の使用電力量に換算して約17万世帯相当となる。売電単価は24円/kWh

 事業主体の合同会社御前崎バイオマスエナジーへはレノバ(38%)のほか、中部電力(34%)、三菱電機クレジット(18%)、鈴与商事(10%)が出資している(*カッコ内の数字は出資比率)。なお、レノバと三菱電機クレジットとは「合同会社御前崎港バイオマスエナジーに係る持分譲渡に関する覚書」を締結しており、レノバは発電所完成日以降に三菱電機クレジットの保有する特別目的会社出資持分を買い増す権利を有している。当該権利を行使するとレノバの出資比率は56%になる。

*アイキャッチ 御前崎港バイオマス発電所の全景 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
「御前崎バイオマス発電所」の営業運転開始に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、222KB)、2025年2月5日、株式会社レノバ

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