【ファンド】大阪ガス・三井住友信託銀行、国内年基金向けの再エネファンドを組成

2024.10.09 インフラファンド動向


 2024年10月3日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)と三井住友信託銀行株式会社(以下、「三井住友信託銀行」)は共同で、国内年金基金のみを対象とした再生可能エネルギーファンドを組成したことを発表した。

 ファンド名称は「SuMi TRUST 再生可能エネルギー・ブラウン2号」。組成金額は約83億円。投資対象はFIT・FIP太陽光発電所を中心に、非FIT・FIP太陽光発電所や太陽光発電併設型蓄電所などを予定している。ファンドの運用期間終了後は投資した再エネ電源を大阪ガスが取得し運用期間を短縮することとなっており、国内年金基金の投資ニーズを反映した商品設計となっている。

 当該ファンドの運営にあたり、大阪ガスは再エネ電源の選定や運営に関する知見を提供することに加え、投資対象の再エネ電源から生み出された再エネ電気を引き取り、再生可能エネルギーを求める需要家への供給も行う。三井住友信託銀行はファンド運営に関する知見を提供する。

*アイキャッチ UnsplashDerek Suttonが撮影した写真

【情報ソース】
大阪ガス株式会社と三井住友信託銀行株式会社が取り組む国内年金基金向けの再生可能エネルギーファンドの組成について、2024年10月3日、大阪ガス株式会社(*三井住友信託銀行株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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