2024.10.05
【稼働】東京ガス、千葉県市原市のバイオマス発電所が商業運転を開始
2024.09.28 事業参画・売買レポート
2024年9月25日、東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」)は同社100%子会社のプロミネットパワー株式会社を通じて建設した市原八幡埠頭バイオマス発電所の商業運転の開始を発表した。
当該発電所は東京ガスグループが出資・運営する首都圏初のバイオマス発電所だ。出力は7.5万kW、木質ペレットを燃料に、年間約5.3億kWhの電力を発電する。発電した電力は固定価格買取制度に基づいて売電される。売電単価は24円/kWh(一般木質バイオマス)。
運転開始後の運転・保守(O&M)は東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社が行う。事業会社は市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社。
*アイキャッチ 発電所の全景 出典:東京ガス株式会社
【情報ソース】
・市原八幡埠頭バイオマス発電所の商業運転開始について~首都圏の電力需給安定化と環境負荷の低減に貢献~、2024年9月25日、東京ガス株式会社(*東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社との共同リリース)
【関連記事】
・【実証】東京ガス、横浜市で下水道施設から発生する再生水と消化ガスを活用したe-メタン製造
・【開発】中国電力・住友重機械工業・東芝ESS・日揮グローバル、防府バイオマス発電所でBECCS実施へ 国内初の大規模商用実装
・【出資】西部ガス、熊本県阿蘇市のバイオマス発電事業に匿名組合出資