【投資】MOL PLUS、ブルーエコノミー投資ファンドに出資

2024.09.11 インフラファンド動向


 2024年9月6日、株式会社MOL PLUSはノルウェーのKatapult Ocean ASが運営する「Katapult Ocean Deep Blue Fund 1」(以下、「当該ファンド」)への出資を発表した。

 当該ファンドは主にシードステージからスリーズBの、北米地域に拠点を置くブルーエコノミー領域(海洋分野の再生可能エネルギー、輸送、循環資源、食料資源、水資源など)(*)のスタートアップに投資するファンドだ。

 MOL PLUSは株式会社商船三井のグループ企業で、スタートアップ投資や商船三井グループとの協業を推進している。当該ファンドへの出資を通じて、ブルーエコノミー領域やインパクト投資を念頭に、スタートアップ企業との出資や協業を強化する方針。

(*)
海洋再生可能エネルギー:洋上風力発電、波力・潮力発電、浮体式太陽光発電など
海上輸送:次世代燃料船、自動運航、風力推進、海中ドローンなど
循環資源:廃棄物リサイクル、新素材、ブルーカーボンなど
水産食糧資源:養殖・藻類、飼料の脱炭素化、代替タンパク質など
水資源:排水処理、淡水化など

*アイキャッチ UnsplashShifaaz shamoonが撮影した写真

【情報ソース】
Katapult Ocean運営のDeep Blue Fund 1号へ出資~ブルーエコノミーに特化したファンドを通じて海を起点とした社会課題解決に取り組む~、2024年9月6日、株式会社MOL PLUS

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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