【開発】ユーラスエナジーHD、青森県下北郡の陸上風力発電所を拡張・リプレース 出力は13MWから43MWへ

2024.09.08 事業参画・売買レポート


 2024年9月2日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジーHD」)はグループ企業の合同会社ユーラスエナジー小野田沢が青森県下北郡東通村の風力発電所「ユーラス小野田沢ウインドファームⅠ&Ⅱ」の工事に着手したことを発表した。

 当該発電所は現在操業中の「ユーラス小野田沢ウインドファーム」(運転開始は2024年10月)を拡張およびリプレースする形で刷新するものだ。運転開始から約20年経過し、高経年化が進んだことから、設備の全面的な更新のため、2025年7月で商業運転を終了させ、新たな風力発電所の工事を進める。

 既存発電所の出力は13,000kW(1,300kWの風車✕10基)、これを12,9000kW(4,300kWの風車✕3基)にリプレースし、新たに30,100kW(4,300kW✕7基)を加える。総出力は43,000kW。シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー社の風車を使用する。商業運転の開始は2027年3月の予定。年間の発電電力量は一般家庭の使用電力量に換算して約21,000世帯相当を見込んでいる。

*アイキャッチ UnsplashMike Setchellが撮影した写真

【情報ソース】
「ユーラス小野田沢ウインドファームⅠ&Ⅱ」着工「ユーラス小野田沢ウインドファーム」を拡張・リプレースし2027年3月運転開始予定、2024年09月02日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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