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【コンセッション】日立造船、アブダビのごみ焼却発電事業で運営・保守業務を受注

2024.08.03 PPP 動向


 2024年7月24日、日立造船株式会社(以下、「日立造船」)は同社100%子会社のHitachi Zosen Inova AG(以下、「Inova」)がアラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のごみ焼却発電プロジェクトにおいて、運営および保守業務を受注したことを発表した。

 当該事業は年間90万トンの一般廃棄物処理能力および80MWの発電能力を有する廃棄物発電プラントをThe City of Abu Dhabiエリアで建設し、施設完成後30年間に亘ってプラントの保守・運転やEmirates Water and Electricity Company(エミレーツ水電力公社、以下、「EWEC」)への売電を行うというもの。事業主体はTadweer Group(アブダビ廃棄物処理公社、以下、「Tadweer」)と丸紅株式会社、Inova、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が共同で設立した特別目的会社。

 事業主体とEWECおよびTadweer との間でコンセッション契約を締結し事業が進められているが、6月28日に着手指示(NTP:Notice to Proceed)が発行され、2027年の運転開始に向けて工事が本格化している。

*アイキャッチ UnsplashBelinda Fewingsが撮影した写真

【情報ソース】
アブダビのごみ焼却発電事業の運営・保守を正式受注(*PDFファイルが開きます、686KB)、2024年7月24日、日立造船株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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