【稼働】中部電力・東邦ガス・エネ・ビジョン、八代バイオマス発電所が商業運転開始

2024.06.22 事業参画・売買レポート


 2024年6月17日、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)、東邦ガス株式会社(以下、「東邦ガス」)、株式会社エネ・ビジョン(以下、「エネ・ビジョン」)は共同で開発を進めていた八代バイオマス発電所の建設工事が完了し、6月16日から商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所は熊本県八代市に建設された発電出力75,000kWの木質専焼バイオマス発電所だ。燃料には熊本県産の未利用間伐材等からなる木質チップや木質ペレットを活用し、年間約4.8億kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約15万世帯相当)の電力を発電する。

 事業会社は合同会社くまもと森林発電。株主は中部電力(49%)、東邦ガス(37%)、エネ・ビジョン(14%)(*カッコ内の数字%は出資比率)。

*アイキャッチ 八代バイオマス発電所の全景 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
「八代バイオマス発電所」の営業運転を開始、2024年06月17日、中部電力株式会社(*東邦ガス株式会社、株式会社エネ・ビジョンとの共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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