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【実証】経済産業省・NEDO、浮体式洋上風力発電実証事業で2件を採択 秋田県南部沖と愛知県田原市・豊橋市沖

2024.06.17 トピック


 2024年6月11日、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)は「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトの研究開発項目の1つ「浮体式洋上風力実証事業」において、2つの研究テーマを採択したことを発表した。

 当該実証事業は浮体式洋上風力発電設備の大量生産に向けコスト低減を図ることを目的に、フェーズ1として実施した要素技術開発成果も取り入れ、フェーズ2として10MW以上の大型風車を用いた実海域での実証事業を実施するものだ。

 予算は約850億円(NEDO支援規模)。事業期間は2024年から2030年度の予定。採択された2テーマは以下の通り。

①低コスト化による海外展開を見据えた
秋田県南部沖浮体式洋上風力実証事業
②愛知県沖浮体式洋上風力実証事業
・丸紅洋上風力開発株式会社(幹事企業)
・東北電力株式会社
・秋田県南部沖浮体式洋上風力株式会社
・ジャパン マリンユナイテッド株式会社
・東亜建設工業株式会社
・東京製綱繊維ロープ株式会社
・関電プラント株式会社
・JFEエンジニアリング株式会社
・中日本航空株式会社
・株式会社シーテック(幹事企業)
・日立造船株式会社
・鹿島建設株式会社
・株式会社北拓
・株式会社商船三井
風車出力:15MW超
風車基数:2基
浮体形式:セミサブ浮体
風車出力:15MW超
風車基数:1基
浮体形式:セミサブ浮体
 

*アイキャッチ UnsplashWaldemarが撮影した写真

【情報ソース】
グリーンイノベーション基金事業で新たに「浮体式洋上風力実証事業」に着手ー早期の低コスト化を実現し、日本の産業競争力の強化を目指すー、2024年6月11日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

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