2024.04.18
【書籍案内】『コンテナ港湾の運営と競争』 (成山堂書店)
2016.05.28 書籍案内
書籍名 : コンテナ港湾の運営と競争
著者名 : 川﨑芳一・寺田一薫・手塚広一郎 編著
発行所 : 成山堂書店
判型 : A5版
ページ : 260ページ
価格(税別) : 3,400円
発行年月 : 2015年11月26日 ISBNコード : 978-4-425-39461-6
内容紹介
日本の港湾の低迷ぶりが話題になって久しい。
これはわが国港湾そのものに起因するものであろうか、そして港湾自体に起因するとすれば、何が問題であったのであろうか。 本書では、このような問題意識のもとに港湾とは何か、また競争や競争力とは何を意味するのかに考察を加え、その評価体系、そして運営の主体や仕組みのあり方を論じ、わが国港湾の将来像を構築するための方策を示す。
●主要目次
第1章 わが国における港湾の特性
1-1 はじめに
1-2 欧米諸国と比較したわが国港湾の特色
1-3 インフラとしての港湾の特色
1-4 港湾法について
1-5 本章のまとめ
第2章 コンテナ化の史的過程
2-1 はじめに
2-2 荷役効率論とコンテナ化
2-3 外貿埠頭公団の設立
2-4 コンテナ化が提起した課題
2-5 本章のまとめ
第3章 国際物流の変貌と港湾
3-1 はじめに
3-2 国際物流の構造的変化
3-3 利用港湾の選択とその要因
3-4 本章のまとめ
第4章 近年のコンテナ港湾構想とその問題点
4-1 はじめに
4-2 中枢・中核国際港湾構想
4-3 スーパー中枢港湾構想
4-4 国際戦略港湾構想
4-5 本章のまとめ
第5章 港湾の競争力とその評価体系
5-1 はじめに
5-2 港湾の競争に関する先行研究
5-3 港湾間競争のモデルと帰結
5-4 港湾における“効率性”と“生産性”についての研究動向
5-5 競争力の評価体系
5-6 本章のまとめ
第6章 港湾運営のガバナンス
6-1 はじめに
6-2 港湾のガバナンスと港湾改革の潮流
6-3 北九州港と徳山下松港のケーススタディ
6-4 港湾のガバナンスに関する定量分析
6-5 管理形態などの効率性決定要因
6-6 本章のまとめ
第7章 港湾運営へのPPP の適用
7-1 はじめに
7-2 PPP の概要と期待される効果
7-3 PPP 事業の基本的な仕組み
7-4 わが国のPFI 事業の実態と諸問題
7-5 わが国港湾でのPPP/PFI の適用事例
7-6 本章のまとめ
第8章 新しい時代のコンテナ港湾と運営
8-1 はじめに
8-2 管理・運営主体および目的の明確化
8-3 基礎としての港湾像と強化策
8-4 必要な工夫と支援策
8-5 本章のまとめ
補章 コンテナターミナルと背後圏輸送―東京港大井コンテナ埠頭を例として―
補-1 はじめに
補-2 東京港における背後圏輸送の実態
補-3 東京港での背後圏陸上輸送の費用試算
補-4 ゲート前長時間待機問題の解消方法に関する検討
購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。 『コンテナ港湾の運営と競争』- (成山堂書店)