• Home
  • PPP 動向
  • PPP
  • 【PPP】国際航業、北海道札幌市で太陽光発電所が完成/市の廃棄物処分場跡地を有効活用

【PPP】国際航業、北海道札幌市で太陽光発電所が完成/市の廃棄物処分場跡地を有効活用

2016.05.25 PPP


 平成28年5月20日、国際航業株式会社が北海道札幌市の廃棄物処分場跡地を活用した「札幌ソーラーウェイ」太陽光発電所を建設・完成させたことを発表した。

北海道札幌市白石区東米里

 当該事業は、北海道札幌市が2014年8月に公募を行った「山本処理場東米里地区大規模太陽光発電施設設置運営事業」の提案募集で、3件の応募の中から国際航業が選定され、平成27年9月より工事を進めてきたもの。工事が完了し、発電事業をスタートさせる。発電出力は950kW。一般家庭の約176世帯分に相当する。発電した電力は3月より北海道電力へ売電されている。

 当該事業において、国際航業は企画、資金調達、設計・建設、管理運営、事業終了後の設備撤去まで一気通貫で請負っている。事業期間は22年。固定価格取引制度による調達期間に売電終了後の設備撤去完了までの期間が足された期間だ。敷地は札幌市所有の廃棄物処分場の跡地であり、敷地面積は24,000m2。事業期間中は国際航業から札幌市へ使用料を支払う。遊休不動産を有効活用することで行政財産のアセットマネジメントに貢献していると言える。

 災害時にも使用可能な非常用電源として使えるよう、自立運転パワーコンディショナー・非常用コンセント・可搬式蓄電池の併設することで災害に強いまちづくりにもなった。札幌市との協業で進められる官民連携事業のため、発電事業と並行して市が目指すまちづくりも同時に進められている。

札幌ソーラーウェイの概要                                        

所在地北海道札幌市白石区東米里
現況廃棄物処分場跡地
立地面積約24,000m2
出力950KW
パネルメーカー京セラ株式会社
EPC事業者NECネッツエスアイ株式会社

【情報ソース】
「札幌ソーラーウェイ」太陽光発電所完成(*PDFファイルが開きます、242KB)、平成28年5月20日、国際航業株式会社

【関連記事】
【PPP】国際航業、北海道滝川市の小学校跡地で『滝川ソーラーウェイ』太陽光発電事業を始動/グランドを発電所に活用
【融資】常陽銀行、水戸市公有財産を活用したPPP太陽光発電事業に融資

, , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ