【売買】INPEX、インドネシアのランタウ・ドゥダップ地熱発電事業に参画/株式27.4%をENGIEから取得

2022.10.26 事業参画・売買レポート


 2022年10月25日、株式会社INPEX(以下、「INPEX」)はインドネシア共和国(以下、「インドネシア」)のランタウ・ドゥダップ地熱発電事業に参画したことを発表した。

 INPEXは同社子会社の株式会社INPEX 地熱開発を通じて、仏大手エネルギー企業のENGIEから発行済株式27.4%を取得した。これにより事業会社PT. Supreme Energy Rantau Dedapの株主及び出資比率は丸紅株式会社が27.4%、INPEXが27.4%、PT. Supreme Energyが25.2%、東北電力株式会社が20%となっている。

 当該事業はインドネシア共和国南スマトラ州ランタウ・ドゥダップ地区において地熱発電所を建設し、その後30年間に亘って保守・運転するものだ。建設工事は2018年4月から進められ、2021年12月26日から商業運転を開始している。発電容量は98.4MW。発電した電力はインドネシア国有電力会社のPT.PLN(Persero)に売電する。売電期間は30年。

*アイキャッチ 出典:株式会社INPEX

【情報ソース】
インドネシア共和国ランタウ・ドゥダップ地熱発電事業への参入について(*PDFファイルが開きます、768KB)、2022年10月25日、株式会社INPEX

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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