2024.10.05
【戦略】日本郵船・日本海洋事業、洋上風力人材を育成する総合訓練センターを秋田県に立ち上げ
2022.10.02 トピック
2022年9月30日、日本郵船株式会社(以下、「日本郵船」)は秋田県に洋上風力発電の総合訓練センターを設立し、2024年度を目途に「洋上風力発電に関する訓練と人材育成」を開始することを発表した。
当該訓練センターの立ち上げは日本海洋事業株式会社とのコンソーシアムを通じて行い、秋田県立男鹿海洋高等学校の敷地内施設と近隣施設を当該訓練センターとして利用する。当該訓練センターでは作業員輸送船(CTV)等操船訓練や船員基本訓練、洋上風車保守作業訓練などが行われる予定で、協力企業の東北電力リニューアブルエナジー・サービス株式会社(以下、「東北電力RENES」)が秋田市内で提供している陸上風車保守作業訓練とも連係する。
今後は洋上風力発電における専門作業員や作業船乗組員の訓練のほか、自治体や教育機関との連係による海洋人材開発も進める方針で、将来的には年間1,000人程度の訓練修了生輩出を目指す考えだ。
*アイキャッチ UnsplashのJulian Hochgesangが撮影した写真
【情報ソース】
・洋上風力発電業界のニーズに即した国内人材の育成・輩出へ、2022年09月30日、日本郵船株式会社
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