2024.10.05
【テクノロジー】静岡鉄道・中部電力パワーグリッド、日本平ロープウェイの通信線をドローン自動飛行で点検
2022.09.14 トピック
2022年8月31日、中部電力パワーグリッド株式会社(以下、「中部電力パワーグリッド」)は同社が開発した「ドローン自動飛行による設備点検サービス」を静岡鉄道株式会社(以下、「静岡鉄道」)が活用して、日本平ロープウェイの通信線の設備点検を行ったことを発表した。
これまでは目視点検の形で行っていた通信線の点検を、ドローンが自動飛行し撮影した画像を診断する形で行われた。高所にあるため状態把握することが困難な索道設備の点検を、より安全な形で進めることができた。
「ドローン自動飛行による設備点検サービス」で使用されているドローンは中部電力パワーグリッドと株式会社センシンロボティクスが共同特許取得したドローン飛行技術を活用したものだ。ドローンによる送電線の点検を目的に開発された自動飛行技術が実装されており、電線やロープウェイのワイヤー等に発生するたるみに沿って飛行するため、対象物を画面中央付近に維持した形で鮮明な画像を撮影することができる。
*アイキャッチ 出典:中部電力パワーグリッド株式会社
【情報ソース】
・日本平ロープウェイ設備点検のドローン活用について~ドローン飛行による索道設備の点検は中部地方では初!中部電力パワーグリッドによる「ドローン自動飛行による設備点検サービス」の提供は初!~、2022年08月31日、中部電力パワーグリッド株式会社静岡支社(*静岡鉄道株式会社との共同リリース)
【関連記事】
・【テクノロジー】大林組、ドローンを活用したダム監査廊点検システムの実証実験
・【テクノロジー】大阪ガス・JR西日本、JR西日本湖西線沿線に強風予測システムを試験導入
・【テクノロジー】ウェザーニューズ、電気事業者向け風力発電量予測サービスの提供開始