【開発】ENEOS、和歌山有田市で太陽光発電所の建設工事を開始

2022.08.31 事業参画・売買レポート


 2022年8月22日、ENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)は和歌山県有田市でメガソーラー発電所の建設工事を開始したことを発表した。

 当該発電所はENEOSの和歌山精油所内の遊休地となっている敷地を活用して行われるもので、出力規模は約8.5MWとなる計画だ。運転開始は2023年8月を予定している。ENEOSは2022年1月に、和歌山精油所での精製・製造、物流機能について2023年10月を目途に停止することを発表しているが、和歌山メガソーラー発電所の建設は精油所・製造所の生産・供給体制の再構築を目的としたものではなく、国内発電事業の強化を図ったものであるようだ。

 ENEOSは国内で保有する分散型電源を活用した次世代エネルギー供給や地域サービスを成長事業と位置づけ、今後は自社リソースを活用したエネルギーサービスの創出に取組む考えだ。

*アイキャッチ Photo by Thomas Coker on Unsplash 

【情報ソース】
和歌山メガソーラー発電所の建設開始について(*PDFファイルが開きます、243KB)、2022年8月22日、ENEOS株式会社

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