• Home
  • インフラファンド動向
  • 【ファンド】グローバル・インフラ・マネジメントとSMFLみらいパートナーズ、国内の稼働済みインフラを投資対象とするファンドを組成

【ファンド】グローバル・インフラ・マネジメントとSMFLみらいパートナーズ、国内の稼働済みインフラを投資対象とするファンドを組成

2022.07.06 インフラファンド動向


 2022年7月5日、インフロニア・ホールディングス株式会社はグローバル・インフラ・マネジメント株式会社(以下、「グローバル・インフラ・マネジメント」)およびSMFLみらいパートナーズ株式会社(以下、「SMFLみらいパートナーズ」)が共同無限責任組合員となり、国内の稼働済みのインフラ事業等を投資対象とするインフラファンド「Global Infrastructure Management インカム・ファンド1号投資事業有限責任組合」を組成したことを発表した。

 当該ファンドの組成には、有限責任組合員として三菱UFJ信託銀行株式会社や国内機関投資家(地方金融機関や事業会社など)が参加しており、第1期の組成金額の総額は60億円となった。投資対象は国内の稼働済みインフラ事業(PPP分野含む)等で、具体的には、交通・輸送分野、観光・文教・エンターテイメント、地域ユーティリティーサービス分野、環境・エネルギー分野が候補となっている。

 当該ファンドの第1号投資案件として、秋田県八峰町の八峰風力発電事業への投資が既に完了している。当該事業は秋田県山本郡八峰町の海浜エリアに、出力19.95MW(定格出力3.2MWの風車7基)の陸上風力発電所を建設しその後の運営を行うものである。前田建設工業株式会社が開発しており、建設工事は2017年6月に始まり、2019年1月末に完成、2019年2月1日から商業運転を開始している。

*アイキャッチ 出典:インフロニア・ホールディングス株式会社

【情報ソース】
国内インフラを対象にしたインカム・ファンドの組成について、2022年07月05日、インフロニア・ホールディングス株式会社

【関連記事】
【開発】前田建設工業・JAPEX・四電ビジネス・新光電装、愛媛県大洲市でバイオマス発電所を建設へ
【ファンド】住友商事・三井住友銀行・DBJ、国内太陽光発電事業を投資対象とするファンド組成
【稼働】関西電力、フィンランド共和国のピーマリンマキ陸上風力発電所(211MW)が運転開始

, , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ