【稼働】JRE・SMFL・SMFLみらいパートナーズ、熊本県阿蘇郡の太陽光発電所(約62.5MW)が商業運転開始

2022.06.15 事業参画・売買レポート


 2022年6月10日、三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下、「SMFL」)とSMFLみらいパートナーズ株式会社(以下、「SMFLみらいパートナーズ」)はジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(以下、「JRE」)とともに開発を進めていた太陽光発電所「JRE阿蘇高森太陽光発電所」が完成し、商業運転を5月19日から開始したことを発表した。

 JRE阿蘇高森太陽光発電所は熊本県阿蘇郡高森町に建設された、設備容量62,524.8kWの太陽光発電所だ。年間の発電電力量は約7,180万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約16,320世帯相当)を見込んでおり、発電した電力は九州電力送配電株式会社に売電する。事業会社はJREとSMFLみらいパートナーズが出資する合同会社JRE阿蘇高森。

 JREとSMFLみらいパートナーズは2020年2月に、JREが熊本県および鹿児島県で建設を進めていた大型太陽光発電事業を対象にした共同投資契約を締結しており、JRE阿蘇高森太陽光発電所のほかに、「JRE山都高森太陽光発電所(熊本県、設備容量:79,955.2kW、建設中(2022年8月運転開始予定))」、「JREさつま太陽光発電所(鹿児島県、設備容量:54,000kW、建設中(2023年1月運転開始予定))」を共同事業化して進めている。3つの太陽光発電所の合計設備容量は約196.5MW、年間の発電電力量は2億3,570万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約53,600世帯相当)になる。

*アイキャッチ 出典:三井住友ファイナンス&リース株式会社

【情報ソース】
JRE阿蘇高森太陽光発電所の商業運転開始について(*PDFファイルが開きます、701KB)、2022年6月10日、三井住友ファイナンス&リース株式会社(*SMFLみらいパートナーズ株式会社との共同リリース)
太陽光発電事業への共同投資について(*PDFファイルが開きます、565
KB)、2020年2月4日、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(*JREオペレーションズ株式会社、三井住友ファイナンス&リース株式会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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