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【戦略】中部電力、インドの分散型電源・グリッド事業会社の株式引受

2022.06.05 トピック


 2022年5月31日、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は100%子会社のChubu Electric Power Company Netherlands B.V.を通じて、インドで分散型電源・グリッド事業を展開するOMC Power Private Limited(以下、「OMC社」)と株式引受契約を締結したことを発表した。中部電力がインドに事業基盤を持つのは初。

(分散型電源・グリッド事業のイメージ 出典:中部電力株式会社)

 OMC社は2011年に設立された分散型電源・グリッド事業を行う企業で、インド北部のウッタル・プラデーシュ州とビハール州で約280か所の分散型電源・グリッドを運営・管理している。電力供給が脆弱な地域において、太陽光発電に蓄電池やディーゼル発電(バックアップ電源)などを組み合わせ、電力の安定供給を担っている。OMC社はインド国内で事業拡大を進め、2030年には5,000か所の分散型電源・グリッドの開発を進める方針。

 中部電力はインド規制当局の承認等を経て、OMC社の株式を取得する。株式取得後は、中部電力がこれまで培ってきた送配電・発電設備の運転保守技術を活用して、OMC社の事業運営の効率化や地域の脱炭素化に貢献する方針だ。

*アイキャッチ 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
インドの分散型電源・グリッド事業会社OMC社と株式引受契約を締結、2022年05月31日、中部電力株式会社

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