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飛島建設とオリエンタルコンサルタンツ、岐阜県中津川市で小水力発電事業を始動

2016.04.30 トピック


 平成28年4月12日、飛島建設株式会社(以下、「飛島建設」)と株式会社オリエンタルコンサルタンツ(以下、「オリエンタルコンサルタンツ」)が岐阜県中津川市で小水力発電所の開所式を行い、運転を開始したことを発表した。

岐阜県中津川市落合字平石 1336 番 523

 事業主体は『飛鳥建設・オリエンタルコンサルタンツ特定事業共同企業体』。飛島建設とオリエンタルコンサルタンツの折半出資(50:50)により設立された組織だ。運転を開始した平成28年4月からは20年間に亘り運営・維持管理を実施し、発電した電力は固定価格買取制度に基いて全量を中部電力へ売電する。

13(資料:飛島建設株式会社) 

 当該事業は計画段階から中津川市や地元地区と協議をしながら進められた官民連携事業であり、企業・行政・地元地区の3者の強みが活かされている。既存の農業用水路を小水力発電設備の導水路として共用するアイディアもその1つだろう。これにより初期建設コストを抑えるとともに、地元地区との協議を元に水路や取水設備の改修・更新を実施したことによって、将来の農業用水路の維持管理費用の削減にも繋がった。また、運営期間中の清掃や点検など維持管理業務の一部を地元地区に委託することで、運営コストを下げながら質の高い施設の保全を目指すことも計画されている。

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(古い石積み水路を靭性モルタルライニング全面塗布で補修 資料:飛島建設株式会社) 

落合平石小水力発電所の主要設備                                   

水車横軸クロスフロー 定格出力136kW(チェコ製)
有効落差:64m、最大使用水量:0.25m3/s
発電機横軸三相誘導発電機 定格出力:126kW
関連附属設備入口弁、配電盤、屋外系統連系設備、無停電電源装置、水槽水位検出器、簡易型遠方監視制御装置
土木建築設備・開水路:既存の農業用水路(918m)と附属設備を改修整備
・ヘッドタンク:RC造 4.5m×2.1m×3.6m
・水圧管路:Φ450、延長FRPM管埋設430m
・発電所建屋:62㎡
・余水路:60m
・取付道路:2箇所

10(ヘッドタンク 資料:飛島建設株式会社)

02(水車・発電機(水車:横軸クロスフロー)資料:飛島建設株式会社)

【情報ソース】
落合平石小水力発電所の開所式を開催しました、平成28年4月12日、飛島建設株式会社

落合平石小水力発電所の運転開始について(※PDFファイルが開きます、381KB)、平成28年4月13日、株式会社オリエンタルコンサルタンツ

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