【参画】中部電力、Looopの進める北海道天塩郡の陸上風力発電事業に出資参画

2022.05.03 事業参画・売買レポート


 2022年4月26日、株式会社Looop(以下、「Looop」)と中部電力株式会社(以下、「中部電力」)はともに、陸上風力発電所「ウィンドファーム豊富」の開発を進めるLooop子会社の豊富Wind Energy合同会社へ中部電力が出資したことを発表した。

 中部電力の出資参画後、豊富Wind Energy合同会社への出資比率はLooopが51%、中部電力が49%になる。中部電力にとって、初の北海道における再生可能エネルギー発電事業だ。

 当該発電所は北海道天塩郡豊富町において開発が進められている発電出力約30MWの陸上風力発電所である。Looopが2019年から開発計画を進めてきたもので、Looopにおける風力発電事業の第一号案件と位置づけられている事業になる。事業を通じた年間の想定発電電力量は約7,700万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約2.5万世帯相当)が見込まれている。運転開始は2024年4月となる予定だ。

*アイキャッチ Photo by Jason Blackeye on Unsplash 

【情報ソース】
「ウィンドファーム豊富(とよとみ)」に係る共同投資契約を締結~北海道天塩郡豊富町における陸上風力発電事業の推進~、2022年04月26日、株式会社Looop(*中部電力株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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